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天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

カミングアウト・美容整形

2006年の記事


私は美容整形経験者である。

驚いたヤツも多いだろう。
私もとても驚いた。

早々に種明かしをすると、TVの番組で
美容整形外科医にインタビューをしていて
「今日はどんな手術を?」 「ホクロ除去です。」
というやり取りがあって

えええええええええええっっっ
じゃ、私も整形した事になるんか!

と、ビックリしたという算段なのだ。



20歳ぐらいの頃の事。
(注: 記憶があいまいな大昔の出来事はすべて
    ザツに 『20歳ぐらい』 にしているので
    あまりアテにはならない。)

こめかみのちょい下あたりにニキビができた。
その頃はまだ、お手入れなど重視していない
バカ娘な時期だったので
いじくり倒したあげくに治らないので
一体何を思ったのか
薬局に行ってイボコロリを買ってきて
そこに塗ったのだ!

ああ、もう、何ちゅうクソバカ女だよ!
過去に突進して、その時の私を
くびり殺してえーーーーー!!

私もバカなら、飼っているニキビもドバカで
イボコロリを塗られて、益々頑丈に育ってしまった。
しかも、そのイボもどきニキビは
そのまま何ヶ月も居座っているのだ。

「イボコロリを塗ったら本当にイボになった・・・?」
と、うっとうしく思っていただけだったが
(悩めよ、私!!)
ある日、調剤薬局に行った時に、ついでに薬剤師さんに
ちょっとした相談のつもりで、事のなれそめを話した。

そしたら、その薬剤師さん、
「何て事をするんですか!!」 と、大激怒。
「内部で炎症を起こしてしまってますよ
 すぐ皮膚科に行ってください!」
と、えらいな剣幕で説教されてしまった。

「ええ? そうかあ?」 と
とことんノンキな気分だったが
あまりに怒るので、皮膚科に行く事にした。



皮膚科のお医者さんに、怒られる事を覚悟しつつ
事情を話すと
「ああ、これは取っちゃった方が早いですね。」
と、あっさり。

「え? 取るって、手術ですか?」 と、ビビる私に
「電気 (レーザーかも。 よく覚えてない) メスで
 削るだけですよ。
 入院も入りません。
 他に気になるホクロとかも一緒に取れますよ。」
と、「なあんだ、楽勝なんだー」 と、思わせる返答。


気になるホクロ・・・・・
タイミングがいい事に、これがあるのだ。

以前エロトピアを読んでいたら、女喰いまくり男が
ヤった女性の太もも内側の付け根に、必ず点を刺青して
「これはエロボクロだ。 俺の女という印だ。」 とか
ほざく話があった。

・・・・・偶然にもそこにホクロがあるのだ・・・・・。

どう見比べても同じ場所で
他人事でエロを見ている分には楽しいのだが
自分とかぶると、すんげえ嫌悪感がしてイヤ!!!!!

ムカつく事に、それ以来
そのクソホクロ、私の憎悪のせいか
何かどんどん大きくなっているような気がして
何かどんどん痛くなってきているような気がして
とても目障り。


そこで、いきなりスカートをまくり上げ、片足を上げて
「ここのホクロが痛くて気になるんですーーー!」
と、やった。
当然パンツ丸見えである。
(ご丁寧にも、勝負回避パンツ)

お医者さんは50歳前後の男性。
「あんた、どんだけ恥知らずなんだ」 と
この話を聞いた看護士の友人が嘆いていたが
お医者さん相手だと、何を見せても
許される気がせんかあ?


お医者さんが引いたかどうかは
空気を読めない私には知るすべもないが
何のかんので、数個のホクロを
一緒に取ってもらう事になった。

麻酔の注射が痛く
「その注射の痛みに麻酔が必要だろ!」
と、言いたくなったが
切除自体は (当然だが) 痛みはなかった。

ただ、何かゴリゴリされてる気がして不愉快なのと
我が身が焼ける臭いがして
「・・・・・火葬・・・・・」 と、思っただけ。


取ったホクロは、足の付け根と、ブラが当たる脇と
メガネの何だっけ、鼻を支える部分が
当たるとこにあるヤツ。

ホクロは少ない体質なのだが
どうも、物が当たる部分にあるホクロができ
大きくなるような気がする。
育つホクロって、皮膚ガンになりそうで気になるので
今後もできたら容赦なくバンバン切り取っちゃる!


メガネが当たる場所は、痕が残ってしまったが
気にならない程度。
ホクロやシミは、皮膚自体が異常な働きをして
できる物なので
表面を切除しても、またその部分がいらん動きをすれば
復活する場合も多いらしい。

・・・・・太もものホクロ除去部分
何か盛り上がってるんだよな・・・・・。
どこまでいっても憎らしいやつだ。


通院期間は1週間ほどで
切除費用は保険が利いて、1個1000円ぐらいだった。
これ、問診料も入っているので、もっと安いな。

保険が利くのは、“治療” の場合だけ。
予防や美容には保険は利かないので、全額実費である。

私の場合、「痛い」 と連呼したので
“治療” をしてもらえたのかも知れない。


急激に育つホクロって
本当に悪性になる可能性もあるので
さっさと取った方がいいと思うぞ。

んで、普通の平凡なホクロもあまり触らないようにな。
ちょっかいを出すと、図に乗って
自己主張をし始めるのもいるんで
当たらず触らず、放置プレイが吉。


ホクロ取りは美容整形か? という疑問はさておき
「私・・・実は整形したの・・・」
と、人前で言ってみたい。

が、私の言動でこれ以上周囲を凍りつかせるのも何だし
「その顔でどこを・・・?」 「まったく意味ねえ!」
「銭捨て・・・」
などと、心の中で呟かれるのも、非常にムカつくので
いたらん冗談はやめといた方が身のためだな
と、何となく思う今日この頃。


仰げば尊し

2004年の記事。


私には恩師と呼べる人がひとりだけいる。
それは中学の3年間、お世話になったA先生だ。


私は小学校中学年まで、夜の8時就寝だった。
小学校高学年時代は、夕食が済むと
すぐ自分の部屋に追い払われていた。
それから10時まで勉強しなさいと言うことだ。

これがA先生が来てからは
12時まで部屋に軟禁になった。
家族団らんなど、あったもんじゃない。
TVもほとんど観れない。

部屋では、もちろん勉強などするわけがない。
私のひとり上手は、この時につちかわれたようなもんだ。


中学入学を控えた春休み、家にお客がふたり訪ねてきた。
私は自分の部屋で勉強をするふりをしつつ
遊んでいたのだが、珍しいことに私を呼ぶ。
そのお客というのは、私が入学する中学の校長先生と
新しく赴任してくる先生であった。

私は礼儀正しく挨拶をした。
父が言う。
「じゃあ、A先生にうちの娘の勉強をみてもらおう」
私はわけもわからず、大人しく話を聞いていた。

:ここでお気づきの方もいらっしゃると思います。
:そう、これは公務員法 (教育員法だっけ?) に
  抵触しますね。
:自分の勤務する学校の生徒の家庭教師というのは
  確実に本業に支障が出ますね。
:しかも校長公認で・・・。
  田舎というのは、そのへん実にアバウトですねえ。

翌日、A先生がさっそくやって来た。
私の学力をテストしようというのだ。
テストが終わり、A先生は父に言った。
「お嬢さんは天才ですよ!」


さて、このA先生、当時は20代後半だった。
やり手の若手教員ということで
将来を嘱望されていたのだが
妻子がありながら、自分の教え子に手を出してしまった。

その教え子というのが、悪いことに
県の教育委員会のお偉いさんの娘で
おかげでA先生は、こんな僻地に
飛ばされる事になってしまったのだ。

能力もあるので惜しいということで
父の知人から、父によろしく頼むと連絡が入り
そのために挨拶に来たらしい。

私はこのA先生の背景は、当時は何も知らなかった。
これから起こる一連の出来事も
当時の私に意味はわからなかった。
というか、何の疑問も持たずに
起きたことをただ見ていただけである。

まったく今思うと、とんでもない教師である。
当時も別の意味で、とんでもない教師だと思っていた。
教育の名の元に、マックスパワーで殴る蹴る。
親の前でも堂々と殴る蹴る。

家庭教師は週2回だったが
A先生は最初は単身赴任だったので
毎晩うちに来て飯を食っていた。

それどころか、泊まりまくる。
うちから毎朝ご出勤である。
「おまえは歩きでな」 と、行き先は同じなのに
自分ひとり車で出る。
今更どう取り繕ってもムダだから
乗せて行けと言いたかったわ。


上の 「お嬢さんは天才ですよ!」 には
後日談がある。

A先生が、私と初めて会った時の印象を語ってくれた。
「おまえのニヘラーと笑った顔を見て
 俺は一瞬、頭の足りないガキかと思ったぞ」

私は、礼儀正しく挨拶をして
おとなしく座っていたと書いたよな。
それを 「ボーッと座っていたおまえを見て
 指導ができるのか不安だった」 とまで言うのだ。

A先生には、私が知能的に問題のある子供に
見えたらしいのだ。
それがテストをしてみると
ちゃんと正しく答えているので、驚いたのだそうだ。

・・・・・別にいいけどね・・・・・。
ってか、一切コメントしたくないわ。


しばらくして、両親とA先生に奥さんを紹介される。
B子先生という若い女性である。

何故、B子 “先生” かというと、私は中学に入り
やめていたピアノを、この人が教えるというせいで
再び習うハメになったからである。

「ひとり増えると、私の習い事がひとつ増えるんかい」
と、思った記憶がある。


この女性は、例の教え子であった。
A先生を追って、ここまで来たのだ。

この女性の教育委員会のお偉いさんの父親は
A先生のことを嫌っていた。
娘の交際を阻止するために
A先生を僻地に飛ばしたほどなので
当然、大反対である。

なのに、うちの親が間に入ってどうのこうのしたせいで
この女性の親にまで
「娘をよろしくお願いします」 になってしまった。
うちの親も、ほんとバカをみてるよなあ。


B子先生は、私を可愛がってくれた。
でも、今になってよく考えると、A先生の教え子である。
A先生は中学教師。
・・・・・・・・・・・・・ロリ?

うちには飯を食いにくるヤツがふたりに増えた。
中学の音楽の教師が産休をとり
代わりの教師がいないということになり
何とこのB子先生が臨時の音楽教師になった。

教員免許を持っているんかと、突っ込みたかったが
見て見ぬフリで済ませた。


そして、しばらくすると
A先生とB子先生とうちの親に、子供を2人紹介される。

すんげえ後になって知ったのだが、この時にA先生は
離婚成立し、B子先生とマッハで再婚して
自分の不貞のせいで離婚したくせに
子供ふたりを無理やり引き取ったのだ。

私はB子先生に 「子供たちに 『お母さん』 と
呼んでくれるように頼んで」 と、言われ
「お母さんと呼べないの?」 と、子供たちに聞いたら 「うん」 と、即答され 「ふーん」 で終わらせた。

このへんのグチャグチャした事情は
まったくわからなく、ひとりでのほほんとしていたのだ。


またまたしばらくして、A先生はB子先生と離婚し
この時も、うちの親はゴタゴタしたらしいが
次にもっとゴタゴタして、A先生は前妻と再婚し
奥さんが村にやってきた。

うちの親ったら、わずかな期間に
何度もてんやわんやである。
小さな村なので、何かある度にコソコソと噂の的になり
大騒ぎだったであろう。


A先生の教師の所業とは思えん私生活の乱れは
これで一応は、一件落着をした。

うちの親は、その後、B子先生が
どこぞの人と再婚する際の結婚式に呼ばれ
「どこから来たのか他の人に聞かれたら
 何て答えればいいのか」 と、断ったのだが
B子先生の両親にぜひにと強く望まれ
困りながらも、出席していた。

私も、B子先生に 「遊びに来て」 と、言われ
5時間もかけて遊びに行ったあげくに
A先生に 「おまえ、行ったろ?」 と
チクチク罵られて、踏んだり蹴ったりだった。

いや、あんたらの事情、子供の私には難しすぎて
理解できなかったってば。


A先生は赴任早々、3年の担任になった。
私は1年生で、学校ではまるで関わりがなく
ホッとしていた。

A先生は、ハードな暴力教師だったが
熱い教育心で、生徒や親たちの信頼を得ていた。
・・・・・私生活がアレなのに・・・・・。

私がひとり下校中に
後ろから来た数人の3年生男子に呼び止められた。
「おい、おまえ
 A先生が家庭教師をしてるって本当か?」
私は何の考えもないボケガキだったので
「うん」 と、素直に答えた。

3年生男子は、私を睨んで歩き去った。
これ以来、私は3年に嫌われていたらしい。


2年になり、A先生は2年の担任になったが、私のクラスじゃなく、ラッキーと喜んだ。
A先生のクラスは、毎日10ページの宿題を出され
ヒイヒイ言っていた。
私なんか1年からそうだったよ
と、仲間ができて嬉しかったのは黙っていた。

A先生の本業は数学なのに
何故か理科を教えていたので
その時間だけ私もA先生に習う。
田舎の学校って、ほんといい加減。


A先生は、授業参観の時に
生徒を呼ぶのに、父親の名前を呼ぶのだ。
一瞬、来ている母親も生徒も
「は?」 という顔をした。

「○○! おまえ自分の父親の名前も忘れたか!」
と、言われ、該当する生徒は慌てて立ち
母親たちは失笑する。
こういうパフォーマンスが得意な先生であった。

授業は激しくスパルタで、授業の最後に必ずテストをし
その成績順に座らされるのだ。
テストの間中、自分は後の方で
タップダンスを踊っている。

他の生徒が 「うるさいんで、あれをやめてくれるよう
 言ってくれ、頼む!」 と、私に言うので
仕方なく 「先生、静かにしてください」
と、言ったら、ツカツカツカ、と、歩み寄り
「ああーん? おまえはこれぐらいで支障が出るほど
 集中力がないのかあー?」 と
あんたはどこのチンピラですかい
というようなインネンをつけてきて
思いっきり殴られた。

「他に文句があるヤツはいないかあ?」 
シーーーーーーン・・・・・。
わざわざ 「私も殴ってください」 なんていうヤツ
いるわけないだろ・・・。

言っとくが、あんた、家庭教師の時にも
隣で大騒ぎしてるから、私は慣れてるんだよ。
皆が懇願するから代弁しただけであって
まったく殴られ損だぜ。


そうなのだ。 家庭教師の時も、A先生は激しい。
よく一日中、こんだけテンションを
高めていられるもんだと思う。
怒鳴る、投げる、殴る、蹴る、暴れる
まるで猛獣相手の根性試しの気分だ。

問題を出され、えーと、と考えようとすると
「このぐらい即答しろ!」 と、怒鳴り
横で 「5-!、4-!、3-!、2-!」
と、カウントダウンが始まる。

答えられなかったり、間違ったりすると
いきなり鬼の形相で
シャレにならんぐらいの痛さで殴られるので
焦りに焦って、わかる答もわからなくなる。


私は、この暴力教師の指導のせいで
いつもアザだらけだった。

親は娘が傷だらけになってるのに
何も思わんのかと問い詰めたいが
何故か 「この子には厳しくしないと」 という
意見の一致で、周囲は団結していたのだ。

この暴行教育がタメになったかと言うと
女の子なのに、妙に打たれ強くなったのと
ちょっとした事ですぐパニくり
脳内が真っ白になる困った習性が育まれただけであった。
やっぱり子供は褒めて育てんと、大失敗こくよなあ。


テニス部の他校との練習試合の時に
先生数人の車に分乗してもらう事があった。
私を含め、部の全員が、A先生の車を嫌がった。
授業では信頼してるが、時間外には関わりたくない
という、それよくわかるよ、という気持ちである。

「ひとりも乗らないとまずいから
 あんたY先生の車に乗ってね」 という命令で
私ひとりがA先生とドライブをするハメになる。

A先生はスプリンターの2ドアに乗っていた。
家族で遊びに行く時には、控えめな運転をしていたのだが
私は知っていた。
A先生はスピード狂なのを。

「ああー? 何でおまえひとりだ?」
A先生が車の前にひとりたたずむ私を見て叫ぶ。
「・・・先生、敬遠されてんだよ・・・」 
「ちっ、骨のあるヤツはいないな」
あんた相手に骨太なとこを見せても
ロクなことにならんだろ。

「今日は新記録を目指すぞー!」 と、叫びつつ
中央線もない狭いクネクネの山道をガンガン飛ばし
予定以上に早く到着し
「じゃ、俺は今から市内の実家まで帰るから」
と、放り出され、私は他の皆がくるまで
1時間近く他校の門前でポツンと待たされた。
他校の生徒が、違う制服の私をジロジロ見るので
とても恥ずかしかった。

A先生は後日 「車だったら6時間掛かるのに
 この前は3時間で帰ったぞ」
と、くだらん自慢をした。
「おかげで私は皆が来るまで、一時間近く待たされたよ」
と、文句を言うと
「はあ? 運転もロクすっぽできんのか、あいつら」
と、同僚の教師をクソミソにけなしていた。

中学の3年間、この調子で
こいつに関する都合の悪い事は
全部私に回ってきていた。


3年になり、A先生も3年の担任になったが
またしても私の受け持ちにはならずに済んだ。
理科の授業だけはA先生だったが
それ以外は、学校での接触はなかった。

私は真面目で素直だったので
A先生に言われたことはきちんとこなしていた。
逆に言えば、言われたことしかやらなかった。


受験も何故か受かり、A先生も校長の尽力で
栄転が決まって、別れが近づいたある日
いつもの事だといえば、いつもの事だが
A先生が私に説教をし始めた。

「おまえは一度も、自主的に
 勉強をしたことがないだろう?」
「ちゃんとやってたよー?」
「俺に言われたことだけしかしてないだろう!」
親ですら気付かなかったのに、何故わかるんだ?
と、驚いた。

「おまえは怒っても怒っても堪えない。
 のれんに腕押しとは、まさにこのことだ」
「私、ちゃんと聞いていたけど・・・」
「うん。 おまえはちゃんと聞いているし
 素直なのはわかるが、反応が普通と違うんだ。
 それに、おまえは勉強をパズルか何かだと
 勘違いしているだろう?」

「俺はおまえが心配だ・・・。
 できるなら、手元に置いて面倒をみたかったが
 ご両親とも相談して、ひとりでやらせようと
 決まったんだ。
 だから受験前だが、2学期からは
 高校の数学をやらせていたんだぞ」
「へ? そうなの?」
「・・・・・・・・ああーーーーー?」

感想をすぐ口にする性格が災いして
踏まなくていい地雷を踏んだようで、ここから
「おまえは学校で習っている内容と、習ってない内容の
 区別も付かないのか」 と、延々説教が続く。
マジで気付かなかったので
何の反論のしようもなかった。


散々文句をたれてくれた後に、A先生は私に謝った。
「俺のせいで、おまえも他の教師にいじめられて
 苦労かけたな、すまなかった」
「え? 私、先生たちにいじめられてたの?」
「・・・・・・・・・・・・」

A先生は赴任して早々に 「日○組なんかに入るか!」 と、タンカを切ったそうだ。
「徒党を組まんと何もできんヤツらと馴れ合わんでも
 俺はやっていける。
 能無しは能無し同士、チンタラやっとれ!」
とまで、職員室で怒鳴ったそうな。

これを私に言う時のA先生は
勝ち誇ったように自慢げに喋りまくった。
そりゃあんた、見事なまでに同僚に嫌われるって・・・。
そういや、あんた、同僚の悪口を
一生徒の私に惜しげもなく披露してたよな。


そこで思い返してみると、確かに私は他の先生たちに
事あるごとに集中的に怒られていた。
他の子と同じ事をしてても
いつも私だけが矢面に立っていて
それは自分が運が悪いせいだと思っていたが
私の運じゃなく、あんた自身が悪かったんかい!

「おまえなあ、普通は気づくぞ?
 逆ひいきされてるな、ぐらい感じんのか。
 こいつは俺に文句も言わず我慢しててくれるんだな
 と感心していたが、その評価取り消し!」
「はあー? 自分が迷惑かけたのも取り消しー?
 私、よく思い返せば3年間、結構な目に遭ったぞ」
「その場で気付かないんなら
 迷惑かけてることにならん!
 おまえな、鈍いヤツは癇に障るから、益々やられるぞ。
 そういうとこを気をつけろ」


最後の最後まで、結局怒られっぱなしだった。
だが、今になって思えば
A先生の言ったことは、全部当たっている。
あの時に理解していれば、私ももうちょっと
静かな人生を送れたはずなんだが
何せアホウなガキだったので・・・。

A先生は、私の勉学の素質を高く評価していた
と言いたいらしかったが
「やればできる」 という言葉は
できないヤツに言う励ましなのは、私にだってわかる。
最後の言葉というのは普通、嘘でも褒めるのに
私の場合は最上級に悲惨だったのが、いい証拠。

「おまえは知能的には問題ないはずだが
 何故か、ケタはずれにバカだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・


A先生は、日○組を否定しまくっていたというのに
その後、力押しが成功して異例の出世をし
最年少の校長になったそうな。
あの暑苦しいパワーで、栄光の階段を昇り続けている。


数年前、実家が熊本に新築をした後に
奥さんと息子夫婦とで遊びにきた。
私を見るなりの第一声が
「おまえ、中学の時のままじゃないか!!
 成長しとらんのか・・・」 だ。

ムカついた私は、A先生の息子の嫁さんに
「A先生みたいな親がいる家に、よく嫁に来たねえ」
と、悪口を散々吹き込んであげた。
嫁さんは 「A先生の前で、ここまで言う人
 初めてです」 と、ビビっていた。
相変わらず、周囲には強面で通しているらしい。

「こいつだけが、俺を怖がらなかった生徒なんだ。
 何しろ、あまりにもバカでなあ」 と
こっちに攻撃が回って、私が負けたのは言うまでもないが
一番の被害者は、A先生と私の間で怯えていた
嫁さんだっただろう。
A先生はおとなげなく、すぐムキになるし
私もすぐ我を忘れるしで、可哀想なことをしてしまった。


A先生は帰り際に私にしみじみと告げた。
「おまえは、俺の教え子たちの中で
 あらゆる面で一番だったぞ」
へえ、こいつも年を取って、しおらしくなったな
と気を良くしたら、案の定、続きがあった。

「いいか、あらゆる面と言うのは、バカなところも
 ヘンなところも、期待外れなとこもだぞ!」

車の窓から顔を出し
叫びながら帰って行くA先生を見送りつつ
母親などは、我が娘がご近所丸聞こえで
罵倒されているのに、のんきに言う。
「あしゅちゃん、良かったわねえ
 A先生にいつまでも可愛がってもらって。 ほほほ」

“期待外れ” まで言われて、何でそういう
めでたい判断になる?
あんたらがそんな具合だから
A先生も調子ブッこいて、必要以上に遠慮なしなんだよ!


今後の私の人生も、バカ呼ばわりオンリーで
終えるような気がしてならない。

しかし、そんなに稀に見る超人的な世紀の大天才
(とは誰も言ってないかもしれない) だったのなら
あの時に、もちっと真っ当な目的意識を持って
勉学に励んでいれば
今頃、世界は私の天下だったのに、と、悔やまれる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・やはり恩師の言ったことは
すべて正しいようである。






映画のお話 19

    ブルース・リー評 
   07.11.6 

注: ブルース・リーファンの方は読まないでください。
   絶対にムカつく事を保証します。

ガキ時分の自分の感性がまったくわからないのだが
一時期ブルース・リーファンだった。
ブルース・リーの映画はほとんど観ている。

今思えば、ブルース・リーのアクション以外には
何の価値もない内容の映画ばかりなのだが
特にブルース・リー映画には共通の主人公像があった。

 ・ 無言
 ・ 無表情
 ・ 無分別
 ・ 無敵

ブルース・リーの映画は、すべてこれ。


映画のストーリーは、まったく記憶にないのだが
多分、全部ほぼ一緒だと断言しよう。

街角でキレイな娘さんがチンピラに絡まれている。
事情もよく知らんはずのブルース・リーが
無言でガンをつけ、チンピラたちを一瞬の内になぎ倒す。

ありがとうございましたお陰で助かりましたお礼にうちに
と、ブルース・リーを家に招待し
ブルース・リー、無言でノコノコついていく。

赤の他人の、しかも貧乏丸出しの家で
ブルース・リーが無言で飲み食いをしているところに
新手のチンピラが登場。
ご主人様がご所望だありがたく思え
と、娘を拉致しようとする。
もちろんブルース・リー
無言でチンピラたちをボコりまくる。

チンピラ、覚えとけよで退場すると、そこんちの両親が
見ず知らずのあなたにこんな事をお願いするのは
と言いつつ、自分ちの事情を惜しげもなく語りまくる。

ブルース・リー、それを聞いてるのか聞いてないのか
まったく無反応のくせに、片側の意見だけ真に受けて
チンピラの親玉のところに行き、無言で人も物も全壊。

被害者が娘さんじゃなく、ジジイバージョンもあるが
その時の “困ってる事情” は
借金か年貢の取り立て。
当然ブルース・リーは、最初に出会った側に味方をする。


ブルース・リーが無言無表情なのは
演技がとてつもなくヘタだから、という噂だったが
後年の映画では多少喋っていて
無言でいいよ、と思った記憶がある。

あの、「キャオオオオオオ」 という掛け声を聞くと
実はかなり音階の高い声だったんじゃないかと予想する。
どっかでインタビューの姿も見たけど
高音だったかまでは覚えてない。

今でもブルース・リーの映画の再放送がたまにあるし
DVDセットとかも発売されていて
根強いファンがいるんだな、と感慨深いが
その気持ちはまったく理解できない。

が、ブルース・リーの批評をするヤツを見ると
思わず、立て板に水的に擁護してしまう
自分の言動も理解不能。
何か温かい目で見てしまう俳優である。


そういや仮面ライダーアマゾンで
ライダー終ったなと失望したが
あの雄たけびはブルース・リーをリスベクトしてたのか?

(仮面ライダーアマゾンは、確かブラジル帰りの青年で
 猿か何かの獣に育てられたので
 まったく言葉を喋れない
 という設定だったような気がするが
 何かと混同してる部分もありそうで、定かではない。)



       ジャッキー・チェン評 
   07.11.7 

注: ブルース・リーの記事の注意書きと
   まったく同じなので以下同文。
   そっちを読んで、これを読むかどうか
   決めてください。
   
   ブルース・リーとジャッキー・チェンは
   ファン層が不思議なほどかぶってないよな。
   私はブルース・リー派だな。


実はジャッキー・チェンの映画もほとんど観ている。
ジャッキー・チェン、好きじゃない
(と言うかむしろ嫌い) のに
ほんと自分がよくわからない。


まだ目が一重だった頃のジャッキー・チェンの役も
ワンパターンである。

土方とか大工とかの丁稚であるジャッキー・チェンは
先輩たちに日々イジメられている。

これがまた鈍くさく、仕事は遅いわ物は壊すわ
イジメられるっちゅうか、怒られて当然なのだが
ジャッキー・チェンは間違った方向で
自分の弱さを嘆いている。

ある日、屋内か屋外かわからんような
掘っ立て小屋な飯屋で
粗末な飯をひとり孤独に食ってると
隣の客の話が聞こえる。
どことかに住んでる仙人がえらく強い超人なんだとよ
ほおー

ジャッキー・チェンは、その仙人に弟子入りすれば
今のひ弱い自分がマッチョになって尊敬される
みたいな、邪心にしか思えない抱負を胸に
仕事も無断ドタキャンして旅立つ。

いざ、その仙人ちに着いてみると
これまた、どこの廃屋かというあばら家に
だらしない小汚いアル中ジジイがポツンと住んでいて
こいつが仙人か? と疑うが
わざとらしくジャッキー・チェンの前で
箸でハエを掴んだりして
その策略にまんまと引っ掛かり
感動したジャッキー・チェンは
やっぱり凄い仙人様なんだどうか弟子にしてください
と頼み込む。

ジジイは、わしゃ弟子は取らんのじゃー、とか言うくせに
下働きしていた頃より容赦なく
ジャッキー・チェンをこき使う。

だったら以前の仕事でも、ある程度強くなってねえか?
と突っ込みたくなるが、ジャッキー・チェンは
水汲みや巻き割りといった
誰でもするような日常作業で強くなる。

そんなこんなしてたら、ジジイのライバルみたいな
こっちは小奇麗で師範とかの仕事で儲けてそうなヤツが
いきなりジジイんちに殴りこんで
果し合いとか言い出す。

ジジイは余裕で相手をしてたが、余裕にも程があるもんで
ついうっかりちょっとした油断で
名誉を傷つけずに戦闘不能になる。
(転がってた小石に足首グキッとかで)
(こういう失敗をする自体
 ヘタレだと言える気もするが)
(まあ、老人だから骨粗しょう症かも知れない)

そこにジャッキー・チェンが、ジジイを助けようと乱入。
おまえにはまだ無理だと言いつつも
命を惜しんで、時間稼ぎでもしたいのか
ジジイはバトるジャッキー・チェンに
横からアドバイスをする。

そんなん敵側も聞こえてるだろうに
何故かアドバイス通りに動いた
ジャッキー・チェンが勝つ。


香港時代のジャッキー・チェンの映画は、全部これ。
(言い切った!)
この合間合間に、「おめえに食わせるタンメンはねえ!」
とか言うサモハン・キン・ポーが挿入されているわけだ。


ジャッキー・チェンのハリウッド進出後の映画は
内容も充実したが
どうもジャッキー・チェンの扱われ方がザツで
同じ東洋人として、腹が立つ。

ルーシー・リューなどは、強気でいけてるようなので
英語がキレイに喋れるかどうかの差かも知れない。
(イギリス人俳優も、ハリウッドでは
 言葉に苦労するらしいので
 英語じゃなくて、アメリカ語かな?)



映画のお話 18

     ヴァンパイア 黒の十字架 
  08.5.12 

今、激しく動揺している。
タイトルと主演の名があやふやで
(観たばっかりなのに)
検索してみたら、意外な事実が判明したからである。

まず、主演は歌を歌っているヤツだとは知ってはいたが
名前が、ボン・ボン・ジョビだったか
ボン・ジョン・ジョビだったか
何かとにかく、○ン・○○・ジョビだったはず
という認識だったのだが
“ジョン・ボンジョビ” という
惜しいのか大間違いなのか
よくわからん情けない結果だった事だ。

そして、タイトルが、ヴァンパイアなのか
バンパイアなのか に焦点を当てていたのが
そんな事は実はどうでもよく
“黒の十字架” だったという衝撃!

と言うのも、最初にタイトルを見た途端
“ヴァンパイア 悪の十字架” と思い込み
「開くの10時か? ププ」 と、楽しい気分になり
あまり観ないヴァンパイアものを
観ようという気になったからである。

“黒の十字架” だったら観てないよ・・・。
こういう基準で物事を選ぶから
失敗こくんだよな、とショック。


肝心の内容は、吸血鬼を倒すハンターの話。
多分、眉毛の薄い白人男性がジョビだと思うんだが
こいつの武器が、妙な銃はともかくも
日本刀だった事で萎え。

しかもジョビ、よく見ていると
あまり役に立ってない気がする。
ハンターメンバーは、16歳の少年と、生き残りの神父と
薬で吸血鬼になるのを抑えている女性。
(その偉大な薬が何とカブセル剤!
 どういう医療の進歩だよ?)
それに、メンフィスから来た黒人男性も加わる。


もう、この映画、突っ込みどころが満載なのだ。
カプセル薬で吸血鬼になるのを抑えられるほど
高度な医療技術なのに
輸血方法がチューブで、腕 to 腕!
どんだけダイレクトな輸血なんだよ?

そんでヴァンパイアが出る夜に寝て、昼間移動って
ハンターなら夜に動いて昼寝ろよ。
最低でも交代で見張りを立てるだろう。
何を一般の業種の勤務時間を守ってんだよ。

メンフィスからわざわざ助っ人に来たハンターも
「閉所恐怖症で車の中で寝たくない。
 俺にはこの銃がある。 弾は裏切らない。」
って、外で寝るんだが、その銃を撃つおめえが
グーグー寝てたら意味ねえだろ!

機械類がすぐ壊れるのは、メキシコのお約束としても
(ああ・・・メキシコを敵に回した気が)
単なるリール式のロープの管理ぐらいキチッとしろよ。

直線で障害物がゼロの場所なら良いが
洞窟で使うなら、岩に引っ掛かる恐れがある事ぐらい
予想つかんかあ?
それを 「あれ? ロープが巻き戻らない」
と、男3人がかりで、
岩陰から思いっくそ引っ張りやがって
切れないものも切れるっちゅうの。

最後に、ジョビ、吸血鬼になる意味があったのか?
半吸血鬼の女性の血を輸血して
(それもまた 腕 to 腕!!)
吸血鬼になるという設定も凄えが、吸血鬼になった後も
なる前と一向に変わらず非力というのも凄え。


他にも言いたい事が観てる片っ端が出てきて、ある意味
とても活発になれる映画だった。

メキシコとともに、ジョビファンをも
刺激する感想になってしまったが
ジョビ、初めて見たけど顔は良かったぞ。
歌ってる姿はもっと格好良いんじゃないのか?
ささやかなフォローとして。



     アイ・アム・レジェンド 
   08.9.11 

レンタルビデオ店で、新作コーナーの前に座り込んで漁り
(キワ物ジャンルは大抵
 棚の一番下に追いやられている)
心霊DVDを6~7枚握り締め
立ち上がった途端ヒヨった。

ここんとこの外国ホラーの
学生が撮った映画? みたいな
作りのチャチさに嫌気が刺し
最近は心霊物に偏っていたんだが
(やっぱブロードウェイ (代表作:呪いのビデオ)
 最高だよな!
「え? どこどこ?」 という微妙さじゃなく
「おおーーーーーっ!」 と1発でわかる
 明快さがあるもんな。
 エンターテイメントに徹する姿勢が良いよな!)
妙齢 (どういう妙齢かわからんが) の女性が
こんな事で良いのだろうか?
いや、女性として終っても支障はないが
人間として終ったら、年金も貰えないんじゃなかろうか。
急にそういう殊勝な気分に陥ってしまったのだ。

そこで、今日は心霊は3枚だけにして、と他を棚に戻し
マトモな映画も借りる事にしたのだ。

ジョニー・デップの 「スウィーニー・トッド」
ニコラス・ケイジの 「ウィッカーマン」
ウィル・スミスの 「アイアムレジェンド」

これを手に取り、上から アイアムレジェンド
心霊、心霊、ニコラス・ケイジ
心霊、ジョニー・デップ、と
マトモ映画で心霊をサンドして、カウンターに向かった。
今書いてて、まるでエロビデオを借りる時の
作戦のようだ、と気付き
しない方がまだ恥じゃなかった気がしてならず
落ち込み・・・。


で、心霊を先に観て、マトモ映画を消化したのだが
スウィーニー・トッドの内容は知っていたんで
構わないんだが
ニコラス・ケイジが警官役の犯罪ドラマだと思っていた
「ウィッカーマン」 が、オカルト話だった事に
愕然とする。
裏書きも読んで選んだのに
まったく予想もしなかった展開。

そんで最後に観た 「アイアムレジェンド」
これ、何とゾンビ物だぞ!!!!!!!!

えええええええええーーーーーーーっっっ
と言う事は、私の工夫サンドは
ゾンビ心霊心霊オカルト心霊連続殺人 かよ!
しかもマトモ (と思い込んでいた) 映画は全部
後味悪うーーー。
ああああああっ、どうせレンタルリスト汚しになるなら
稲川でも借りてた方が、まだ笑いどころもあったのにー。


ゾンビ映画制作者にお願いしたい。
ゾンビに人権を与えないでほしい。
ただでさえゾンビ映画は嫌な気分になる話が多いのに
ゾンビを人間扱いしたら、悲劇でしかねえだろ。

それに最近のゾンビは、性能が良すぎる。
体力と瞬発力と筋力と持久力が何倍もあって
知力もあるのに、凶暴性と残虐性が増している
“人間” に勝てる気がするか?
ゾンビ以外の人間は、お先真っ暗じゃんよ。

ゾンビ映画ってのはな、モタモタ動くモンスターを
銃バカの脳みそマッチョなウェスタンかぶれが
撃ちまくって
「イエーイ、おまえは何匹殺った?
 俺の勝ちだな HAHAHA」
とか、ウカレまくってるのが
一番ラクに観ていられるんだよっ。
ゾンビ映画はシューティングゲームで
収めといてもらいたい。


「アイアムレジェンド」 が描きたかった事はわかるが
世界でたったひとりの生き残りの苦悩など
観てて辛すぎる。
詳しい事はネタバレになるんで書かないが
知ってたら借りなかったよ!
観ている途中で、逃避にDSをし始めたほどだったぜ。

ああいう状況だと、2人でいる方が辛いと思う。
片方を失う時が、いつか必ず来るんだから。




映画のお話 17

     インサイド・マン 
   07.8.20 

この映画は面白い!

と、ここまで書いて
どうしても出演者の名前を思い出せないので
タイトルで検索したら、レビューサイトに行っちゃって
読むと評価が散々・・・。

この映画、皆は面白くなかったわけ?
えええええええええええっっっ?

うーん・・・3流心霊映画ばかり観てるんで
感性が鈍ったんか
元々感性など持ち合わせていないのか、どっちだ?

とにかく、この映画は私にはとても面白い映画だった。
謎はたくさん残るし、ありえん強引な設定もあるが
期待していなかっただけに
評価も底上げさせられた、って感じかも。


主な出演者は、デンゼル・ワシントン
ジョディ・フォスター
ウィリアム・デフォー (こいつの名を失念してた)。
犯人役はよく知らんし
あいつじゃなくても良いと思うので省略。

って、えれえひでえ話だし
私が心霊にハマってる間に
台頭してきた、有望俳優なのかも知れんが
こんな重要な役を、何でこいつが?
と、途中で思ったのだ。
真面目な雰囲気は役に合ってるが、知的さが足りんよ。


話の内容は、ネタバレしない説明だと
銀行強盗人質立てこもり事件が起こり
デンゼル・ワシントンは多分
警察の交渉係 (ネゴシエーター)。

悪役じゃないのを初めて観たが
ウィリアム・デフォーはデンゼルの同僚警官。
こいつ、コメディも意外に合うかも、と思わせる演技で
今後、注目していく事を心に誓う。

(こいつの名前、ウィリアムじゃなくてウィレムなの?
 ほら、スパイダーマンの友人の父親役や
 ドッグ・ヴィルとマンダレイの主人公の
 女性の父親役の人だよ。)

ジョディ・フォスターは、多分、弁護士役?
襲われた銀行のオーナーの依頼を受けて
事件を闇に葬ろうとしてる役割。

知的だけど可愛げのないやり手女性、って役が
ものすげえハマってて、ジョディを初めて見直したよ。
悪役をした方が、味が出て良いと思う。


銀行強盗が、銀行内にいた50人もの人々を
人質に立てこもり
デンゼルが頑張り
デフォーが役に立たん狼狽をしてる間に
人質たちがいきなりなだれ出てきて
犯人どれ? 盗られたもの何もなし? 何で?????

という内容で
これ以上書くとネタバレになるので書けない。
しかし巷の評判も悪いし、観るヤツもいなさそうだし
いいか? とも思うが、倫理的にダメだろうな。


最後まで謎で終わった部分を推理すると
銀行オーナーは、指輪の持ち主を
“見殺しにした” んじゃなく
“殺した” んだと思う。

封書は、銀行オーナーの昔の身分証明書。
ナチスが発行したやつじゃないのかな。

観てない人には何の事かわからんよな?
観てる途中でも、これでシラけたりせんよな?
大丈夫だよな?


この映画に、正義の味方はひとりも出てこない。
皆それぞれ、自分の都合と社会のモラルを天秤にかけて
鬼畜になる一歩手前で踏みとどまって生きている。

そういう部分が面白く感じたのさ。
お勧めはしない。
他の人の意見の方が正しい気がするから。
(えれえヒネてるが、それほどショックだったんだよ!
 世間と自分の感想のズレがよーーー。)

私は、DVDを買おうかと思ったほどだがな。 ふん



    心霊ビデオの悲劇 
  07.11.30

好きなんだ、心霊関係のビデオ。
部屋にあるだけで呪われそうなんで
レンタルでしか観ないが
(これを言うと、「そんな恐がりなのに
 何故好きなんだ?」 と
 よく聞かれるが、アホか!!!!!
 無関係な高みの見物だから、観てて楽しいんだよ!
 自室にあったら、自分の関係物になるだろうが!)
これほど借りるのが恥ずかしいジャンルもない。
(いや、私はエロは観ないから)

ところが、こういうジャンルを借りるヤツは
社会性が欠如してるのか、ガサツなアホウが多いのか
DVDが傷んでいる場合が多い。

裏面が指紋ベッタリなど
一体どういう触り方をしてるんだよ?
てか、何で汚れているんだよ?
大人気で、借り回転が速くて拭けない
とかならまだわかるけど
誰も借りようとしないで
いつ行っても借りられる私専属状態なのに
何故、返却時に店員は拭かないんだ?
それともあの指紋は何かの霊現象かよ?


指紋ぐらいなら良い。
観る前に私が丁寧に拭いちゃるよ。
しかし内容が内容なだけに、画像が乱れまくると
呪いかと思って、とても恐いんだよ!
 ↑ こういう事を考える自分にもウンザリなんだよ!

この前など、心霊写真シリーズを観ていたら
半分を過ぎたところで、コマ送りになり
とうとう 「再生不能です」 と
ストップしてしまった。
裏面を確認しても、傷ひとつない。

カクカク動くわ、音声はウォ~~~ンとなるわ
ものすげえ恐かったんだが
とにかく不具合だろうと心にフタをし
店に訴えようと決心したが
本当の恐怖はその後にくる事を
その時の私には知る術もなかった。


店のカウンターに行って、不具合を説明し
「確認してください」 と、店員のおにいさんに言った。
おにいさんはDVDをプレイヤーにセットした。

が、何とTV画面が、客の方に向いているのだ!!!!!
「この霊は若くして非業の死を遂げた
 女性の怨念が・・・」
とかいう画面が店全体に向けて
バーンと発信された時にゃあ
「もうすべてなかった事にして良いから!」 と
店からダッシュ去りしたかったよーーーーーーー!!!

ただでさえ、そういうDVDを
借りてるのは恥ずかしいのに
それが満足に観れなかったなど、どこまで必死なんだ?
と、他の客それぞれの心の声が聴こえてくる気がしたぜ。

こういう時にどうすれば、己の尊厳を保てるのか
と、脳内でギュインギュイン思考をめぐらせたのだが
心も体もフリーズしてしまい
イヤな汗がダラダラ出るばかりで
結局おにいさんが確認し終えるまで
身動きが取れなかった。

おにいさんは、代わりのDVDを出してきて
(こういう心霊物は人気薄で
 通常1枚しか置いていないのだが
 珍しい事に2枚置いていたのだ!!!)
「これも不具合があったら、申し訳ありませんが
 他のDVDを選んでもらう事になりますので。
 また何かあったら、おっしゃってくださいっ。」
と、にこやかに必要以上に元気良く発声していたけど
もう何があっても、全力で泣き寝入りする!!!!!!!


穴があったら入りたい、と思ったのは久々だったが
1枚だけ借りてても・・・と思い
ホラーと心霊を新たに借りた私は
もう立派な、いけずうずうしいババアに
なってるのかも知れない。

というか、そのDVDを返しに行った日というのは
とある心霊実録シリーズが、いつ行っても貸し出し中で
その状態がもう2ヶ月以上続いてて、いい加減業を煮やし
「これ、何でいつも貸し出し中なんですか?」
と、店員さんに直訴し
「(よりによってこれが) そういう事は
 ないと思いますけどねえ・・・」
と、わざわざ調べてもらって判明した
返却予定日だったのだ。

そのDVDもないので、「まだ帰ってきていませんか?」
と、また聞きに行ってるし、我ながら恥をかきすぎて
神経がマヒしちゃってたとしか思えない一日だったぜ。

裏で店員ズに噂されてそうで、ほんと不安。
「ホラー、お好きなんですか?」 とか聞かれたら
「いえ、私じゃなく主人が・・・」
と、イヤそうに溜息をつこうと
今から身構えてるんだけど
入会時に未婚既婚の項目あったっけ?

てか、いつも心霊系の棚の前で
あれだけ熱心に解説を熟読していながら
人の使いなど、ありえねえのが丸わかりだよな?




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