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天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 週一更新。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

子供の頃、雪の日は宇宙に行っていた

2008年の記事。


私が生まれ育ったのは
九州のチベットと呼ばれる場所なので
(いや、呼んでるのは私だけだが) 積雪は割にあった。
凄い時は、子供の膝あたりまで雪が積もるのだ。

そんな日は、学校も臨時休校になるので
頭の弱いガキだった私は
一日中ひとりで遊び狂っていた。

家で飼ってた紀州犬をお供に
段々になってる田んぼに行き
意味もなく走り回ったり、雪の塚を作ったり
小川を雪で埋めようとしたり
木から下がるツララを雪玉で狙ったり。


そうして疲れると
まっさらな雪の上に大の字になって寝て
ボタ雪が舞い降りてくる空を眺めるのだ。

田んぼも真っ白、山も真っ白、木々も真っ白
空も真っ白、紀州犬も真っ白。
静寂な白の中で、動いているのは雪だけ。
雪が降っているのではなく
自分が雪の中をグングン昇っているかのような
まるで白い宇宙に漂っているような
不思議な感覚に陥る。

それが楽しくて何十分もそうしていると
雪の降る音が聴こえてくるのだ。
遠くで鳴っている鈴の音のような微かな音。
よく言われる 「シンシンと雪が降る」 というのは
事実なのだ。

単に体温が低下したか
精神的な何かが原因の耳鳴りかも知れんが
中学生ぐらいになって、夜勉強しているフリをしてる時に
その音が聴こえて、窓を開けると
雪が降り始めていた、とかあるので
本当に “雪の降る音” ってのはある、と信じている。

と言うか、何十分も雪の上に転がってるとか
人に見られたら、キ○ガイ扱いされるとこだが
人口が少ない上に
そんな大雪の日に外に出るのはアホしかいないので
幸いにも人に遭遇した事はない。
陰で見られて、噂になってたのかも知れんが。


たまらんのは、お供の紀州犬である。
私が雪の積もった田んぼに寝ている間
座ったら冷たいので、ただ立っているのだが
何を不安になっとんのか、時々私の顔を覗き込みに来る。

真っ白な視界の中に、突然茶色い目と鼻が横から現れる。
その目が、「おめえ大丈夫かよ?」 から
「いい加減にしろよ」 に変わり
私の顔を数度舐めた後に
家の方向に向かって数歩歩き、振り返るのだ。
これは 「もう帰ろうぜ」 という表現のようで
紀州犬も寒いので、犬小屋で
毛布にくるまっていたいらしい。


こいつは私の子守役とでも自認しているのか
私が出掛ける時は必ずついてきて
私が帰るまで自分も帰らない。

雪の日などは、家から出てきた私と目が合うと
「はー、やれやれ」 といった顔をされるし
私が帰る気になって自宅方向に歩き始めても
「はー、やれやれ」 で
明らかに嫌々なのが見え見えで
そんなに嫌ならついて来なきゃいいのに
一体どういう使命感を持っていたのやら。


コタツで丸まってたかあちゃんも
全身雪まみれで帰ってきた真っ赤な顔の私を見て
ものすごくイヤな顔をして
無言でマフラーや帽子をストーブの周囲に掛ける。

こういう寒い日の夕食は
大抵とうちゃんの好きな水炊きになるのだが
私は鶏肉が大嫌いなので、ご飯と漬け物だけになる。

ご飯を食った後になっても
真っ赤な顔をしている私をいぶかしんで
かあちゃんが額に手を当てると、高熱を出していて
苦い粉薬を飲まされて寝せられ
翌日の外出禁止令を出されるのが
毎度の大雪の日のパターンであった。

でも構わない。
雪国とは言え一応南国なので
翌日には弱々しい太陽が出て
あたりは雪解け水でズチャズチャになるのだ。
毎冬に何度かくる、一日だけの銀世界である。


しかし、うちの親は可愛い娘が
大雪の日に外に飛び出て行って
夕方まで帰らずにいるのに
何をとことん放置していたのやら。
しかも帰宅後、必ず熱を出していたのに。

おめえらの娘は、人っ子ひとり外に出ない大雪なのに
遭難もありえる山奥なのに
野山を一日中転げ回っていたんだぞ。
普通、色んな方面で心配しないかあ?
紀州犬の方が、よっぽど保護者っぽかったぜ。

でも、一度かあちゃんがとうちゃんにヒソヒソと
「あの子、ちょっとおかしいんじゃないかしら・・・」
と訴えていたのが、しっかり聴こえたので
一瞬、心配はしてくれていたようである。

だけどその非常に普通の親らしい心配も
とうちゃんの 「子供ってのはああいうもんだろう」
で終ったのが間違いであろう。
友達に外で遊んでたと報告したら
「うそー、信じられなーい」 と驚かれたから。
同級生は皆、家でコタツに潜っていたようだぞ。

今思い返してみても、我ながら
確実にヘンなガキだったと思うし
うちの親の放任さには、かなり呆れる。
小川に垂れる凍った木の根っこをよじ登ったりとか
ヘタすりゃ死んでたような場面はいくらでもあったのに
こうやって無事に生きているのが奇跡だぜ。


今でも、あの時の雪が舞う空をはっきりと覚えている。
だが長時間思い出していると・・・・・気分が悪くなる。

ふんわりした雪の上に寝転び、あたり全部が真っ白で
重力を感じられず、基点をどこに置けばいいのか
わからない不安定さで
ムカムカと吐き気がしてくるのである。

多分これが宇宙酔いだと思う。
ガキの頃、よく平気だったもんだ。

・・・と思うのは
私がつまらんオトナになったって事だろうか?
それとも、ようやくマトモになったって事なのか?


2008年の記事。


一周忌の帰省で、新たな事実が判明した。

叔母が、私の母は常々自分をA型だと言っていたけど
入院で検査をしたらB型だとわかって驚いた、という話をした。

えええええええええ? 初耳だぞ、それ!

ということは、うちの家族は
父、母、兄、と、全員B型で、私だけO型なのだ。

ああ・・・・・、どおりで、皆、変人なわけだ。
一家で一番マトモなのは私だと、常々感じていたが
まさにそれを科学が証明 (?) してるじゃん。


などと、脳内自己正当化に熱中していると誰かが言った。
「じゃあ、あしゅちゃんもB型なのね。
 てっきりA型かと思ってたわ。」

ほーっほっほ、いかにも真面目そうな私は
A型に見られて当然だぜ、と、内心勝ち誇りつつ
「私、O型だよ。」 と、答えたら
一瞬、会場が静まり返った。

何だ?何だ??? と、動揺していたら
「でも、今はそれはあるのよ」 とか
親戚一同がやたらアワアワしている。

どうやら、昔は両親がB型だと
O型の子供は生まれないとか
いうのが定説だったので、慰めてくれているようだ。


けっ、アホくさ、と呆れつつ
「たとえありえない血液型でも、私の顔を見れば
 実の子だと一目瞭然じゃん。」
と言ったら、親戚一同に見事に大爆笑されて
余計にムカついた。

自分では全然似てないと思うんだが
とうちゃんと私はそっくりらしいのだ。
これを裏付ける逸話がある。


とうちゃんを訪ねてきた人が、家がわからず迷っていた。
そこに、当時幼稚園ぐらいの私がノコノコ歩いてきた。

その人は 「これは娘に違いない!」 と
失礼にも顔で決め付け
(いや、実際そうだから、見事な推理ではあるんだが)
「おとうさんのところに連れて行ってくれる?」
と私に話しかけてきた。

私は全然別人のところへ連れて行って
客人は 「あれえーーーーー?」 と、なった。

というのは、かあちゃんが私を産んだ後
ヘバってしまい
近所の人に私の世話を頼んでいたので
見境いのないアホガキだった私は
そこの夫婦を 「おとうさんおかあさん」 と
呼んでいたのである。
(実の親は、パパママ)

で、その “おとうさん” が、迷い人を案内したので
一件落着のめでたしめでたしで終わればいいのに
この話は、村の笑い話になって広まったのであった。



たとえ私が家族と血の繋がりがなくとも
私は1mmも気にしない。
私には血の繋がりは重要じゃないのだ。

私の “家族” とは、一緒に生きる事、それがすべて。
夫婦だってペットだって、他人だが
(片方はヒトですらないが) 家族だろう?

一生添い遂げる夫婦もいれば、絶縁する親兄弟もいる。
血の繋がりなど、些細な事項である。


このように、私が根拠のない自信に満ち溢れているのは
母親に愛されていたという自覚からで
もし母親が実母じゃなかったとしても、何の文句もない。
人間ってのは、誰かひとりに
心底愛してもらえばいいんだと思うぜ。

そう単純なものじゃないと思うかも知れんが
世の中を複雑にするのは、人間の余分な深読みだと思う。
(私がクソ鈍くさいだけなのかも知れないが)


ちなみに、愛されてたのが “両親” じゃなく
“母親” 明記なのは
うちのとうちゃんは、元共産主義だけあって
誰に対しても公平なヤツで
子供としては寂しかったからだ。

かあちゃんは差別主義者だったんで
見事に不公平に可愛がってくれ
どっちが人間として正しいかと問われると
一個人として見るととうちゃんだが
子供として見るとかあちゃんなんだよな。

愛と正義は、必ずしも一致はしないって事だな。



心霊ビデオの悲劇

2007年の記事。


好きなんだ、心霊関係のビデオ。
部屋にあるだけで呪われそうなんで
レンタルでしか観ないが
(これを言うと、「そんな恐がりなのに
 何故好きなんだ?」 と
 よく聞かれるが、アホか!!!!!
 無関係な高みの見物だから、観てて楽しいんだよ!
 自室にあったら、自分の関係物になるだろうが!)
これほど借りるのが恥ずかしいジャンルもない。
(いや、私はエロは観ないから)

ところが、こういうジャンルを借りるヤツは
社会性が欠如してるのか、ガサツなアホウが多いのか
DVDが傷んでいる場合が多い。

裏面が指紋ベッタリなど
一体どういう触り方をしてるんだよ?
てか、何で汚れているんだよ?
大人気で、借り回転が速くて拭けない
とかならまだわかるけど
誰も借りようとしないで
いつ行っても借りられる私専属状態なのに
何故、返却時に店員は拭かないんだ?
それともあの指紋は何かの霊現象かよ?


指紋ぐらいなら良い。
観る前に私が丁寧に拭いちゃるよ。
しかし内容が内容なだけに、画像が乱れまくると
呪いかと思って、とても恐いんだよ!
 ↑ こういう事を考える自分にもウンザリなんだよ!

この前など、心霊写真シリーズを観ていたら
半分を過ぎたところで、コマ送りになり
とうとう 「再生不能です」 と
ストップしてしまった。
裏面を確認しても、傷ひとつない。

カクカク動くわ、音声はウォ~~~ンとなるわ
ものすげえ恐かったんだが
とにかく不具合だろうと心にフタをし
店に訴えようと決心したが
本当の恐怖はその後にくる事を
その時の私には知る術もなかった。


店のカウンターに行って、不具合を説明し
「確認してください」 と、店員のおにいさんに言った。
おにいさんはDVDをプレイヤーにセットした。

が、何とTV画面が、客の方に向いているのだ!!!!!
「この霊は若くして非業の死を
 遂げた女性の怨念が・・・」
とかいう画面が店全体に向けて
バーンと発信された時にゃあ
「もうすべてなかった事にして良いから!」 と
店からダッシュ去りしたかったよーーーーーーー!!!

ただでさえ、そういうDVDを借りてるのは
恥ずかしいのに、それが満足に観れなかったなど
どこまで必死なんだ? と
他の客それぞれの心の声が聴こえてくる気がしたぜ。

こういう時にどうすれば、己の尊厳を保てるのか
と、脳内でギュインギュイン思考をめぐらせたのだが
心も体もフリーズしてしまい
イヤな汗がダラダラ出るばかりで
結局おにいさんが確認し終えるまで
身動きが取れなかった。

おにいさんは、代わりのDVDを出してきて
(こういう心霊物は人気薄で
 通常1枚しか置いていないのだが
 珍しい事に2枚置いていたのだ!!!)
「これも不具合があったら、申し訳ありませんが
 他のDVDを選んでもらう事になりますので。
 また何かあったら、おっしゃってくださいっ。」
と、にこやかに必要以上に元気良く発声していたけど
もう何があっても、全力で泣き寝入りする!!!!!!


穴があったら入りたい、と思ったのは久々だったが
1枚だけ借りてても・・・と思い
ホラーと心霊を新たに借りた私は
もう立派な、いけずうずうしいババアに
なってるのかも知れない。

というか、そのDVDを返しに行った日というのは
とある心霊実録シリーズが、いつ行っても貸し出し中で
その状態がもう2ヶ月以上続いてて、いい加減業を煮やし
「これ、何でいつも貸し出し中なんですか?」
と、店員さんに直訴し
「(よりによってこれが) そういう事は
 ないと思いますけどねえ・・・」
と、わざわざ調べてもらって判明した、
返却予定日だったのだ。

そのDVDもないので
「まだ帰ってきていませんか?」 と
また聞きに行ってるし、我ながら恥をかきすぎて
神経がマヒしちゃってたとしか思えない一日だったぜ。

裏で店員ズに噂されてそうで、ほんと不安。
「ホラー、お好きなんですか?」 とか聞かれたら
「いえ、私じゃなく主人が・・・」
と、イヤそうに溜息をつこうと
今から身構えてるんだけど
入会時に未婚既婚の項目あったっけ?

てか、いつも心霊系の棚の前で
あれだけ熱心に解説を熟読していながら
人の使いなど、ありえねえのが丸わかりだよな?

2007年の記事。


気力がない。
もう、何もかも捨てて
アラスカかシベリアにでも旅立ちたい気分だ。

事の起こりは、昨夜1時過ぎ。
そんな時間に何をしてたのかというと
録画していた呪怨を観ていたのである。

もう4度目ぐらいだから、恐くはないと思ったのだが
やっぱり恐く、夜に観始めた事を後悔しつつ
要所要所では目を逸らしつつ、の不真面目観賞であった。

悪い事に、どっかで地震があったらしく
画面の右下にでっかく日本地図の津波情報が延々と点滅し
ほんとイライラさせられたよ。

映画の時はあれはやめろよ!
TVを観てるヤツは海岸になんか行かないって!!!

が、真の恐怖は画面の遥か上方
壁と天井の境にいたのだ。
G・・・・・ゴキブリが!!!!!

かやこ (漢字わからん) が階段を
這いずり降りて来たので
とっさに目を斜め上に逸らしたら
そこにオノレにとって
現実的に恐いモノがうごめいていたわけで
もう、どうした踏んだり蹴ったりだよ?


清潔に暮らしているのに、何で出るんだよ?
どっから来るんだよ?
住人ですら食うに困ってるのに
おめえの食い物などねえぞ?
それに、毎年出ても1回だけだったのに
今年は2回目だぞ
何でだよ? 猛暑のせいかよ? 猛暑、どんな関係だよ?

しかも、関西で初めてヤツに遭遇した時は
ビビりながらも
「北 (九州より) のゴキブリは小せえ小せえw」
と、バカに出来たもんだが、地球温暖化の余波のせいか
今回のヤツはでけえ!!! 南国サイズだ!!!
黒光りも見事で、関西キングオブGと言っても
過言ではない。

ゴキブリが出たら、電話をして誰かに来てもらう
というバカ女の話をよく聞いて
常識人ぶって呆れていたが、何故か自分も
「どどどどどどどどどこに電話をしたら・・・」
と、無意識に携帯を手にしていて、我ながら自己嫌悪。


気を取り直して、ハエ叩きを手に戦闘態勢に入ったが
恐怖で腰が引けてる上に
色ツヤも最上級のデカく素早いヤツ相手に
「後始末を考えると、仮死状態程度に
 打ち身をくらわせて・・・」
などと、ハードルの高い制約を自ら課しているので
矛先が鈍り

ヤツは隙間から押入れに入ってしまった・・・・・・・・・

もう、その時の絶望感といったら
鼻の穴から魂が抜け出たような気がしたほどである。


どうすんだよ、どうすんだよ
と現実逃避に走ろうとしたけど
結局は自分でどうにかするしかねえんだよな。

押入れの中の雑多な道具を、そりゃもう恐る恐る出して
この恐怖わかるか? ああああああ? わかるんか?
と、誰かに八つ当たりしたいぐらいの恐怖で

・・・・・・・・荷物、全出ししたけど
Gいねえ・・・・・・・

もう、ここで私がこの世からリタイアしたとしても
誰ひとり責めねえよ、というぐらいの虚無感に襲われる。
( ↑ 責めるしバカにされる、と
    冷静になった今なら思う)

もう、Gの来襲からこっち、ずっと
「どうすんだよ?」 しか頭に浮かんでいないが
人間、激しく動揺すると
ボキャブラリーがオンリーワンになるんだなあ。


真夜中に押入れの物を全出しして、散乱した室内。
「どうすんだよ?」 じゃなく
当然片付けねばならない。

でも、Gが発見されていないのに?
いや、いないんだから
荷物を放置しておくわけには・・・
G、どうすんだよ?
いないものはしょうがない
てか、だったら荷物このままにすんのかよ?

脳内で、ものすげえ自問自答を繰り広げたが
とにかく荷物を入れるしかない、と結論を出す。
えれえなストレスのせいか、胃がゲスゲスいい始める。


これまた、恐る恐る荷物を入れ直すが
パニくってるせいか
入ってたはずの荷物が、あるべき場所に収まらない。
何でちゃんと入らないんだよおおおおおおお?

と、余った数個の荷物を前に途方に暮れていたら
まだ外に出てる荷物の方からGが出現し
再び押入れの中に走って行った。

私の右足の甲を横切って!!!!!!!!!!!!!!

「きゃあああああああああああああああっっっ」

真夜中の3時過ぎに出して良い声じゃない。

ご近所様、ほんと、いつもいつも申し訳ございません。
おとといは稲川の心霊スポットを観てて
稲川の喋りが聴こえにくくて大音量にしてたら
出演していたタレントが、いきなり悲鳴をあげ
「稲川さんーーー稲川さんーーー」 と、絶叫し
慌ててボリュームを落としたけど
もううちの評判ガタ落ちですね。


その時は、そういう気配りなどは
頭からすっぽ抜けてしまい
Gの行方も差し置き
マキロンドバドバで足をガシガシ拭いたさ。

足の先までお手入れを欠かさないわたくしですけど
角質なんか知ったことか!
と、そりゃあもう皮膚を削るように拭きましたとも。
人間、窮地に陥ると本性が現れるもんだ。


途中で我に返って
何かものすごく泣きたくなってきたけど
G、押入れに再収納されたし・・・。

で、また “押入れから恐る恐る荷物を出す”
に戻るんだけど
“荷物を全出ししても、Gがいない” にまで戻るとは。

どこにもいねえんだよ、G!
今度は荷物も1個1個、ビビりながらもチェックしたのに
いねえんだよおおおおおおおおおおおーーーーーーーー!

どういうこったい?????


時計を見るのも恐いぐらい
外が薄っすら明るくなってるし
夏バテ中で、体力も気力も限界で
「今こそ魔法が使えたら」 などと
脳の具合もおかしくなっているので
また恐る恐る荷物を押入れに戻し、ふすまを閉めて寝た。

果てしなくイライラして眠れないし、うなされるし
大体、「きゃああああああ」 って何なんだよ?
私なら 「うひょお」 とか
「ひいいいいい」 だろうに
何を女性みたいな悲鳴をあげてんだよ?
と、自分自身にもわけわからんインネンを付ける始末。


朝、疲れ果てて起き、ふすまの前に座り込んで
「私、これからどうやって生きていけばいいんだろう?」
と、むちゃくちゃな情緒不安定な
弱者に成り下がっていたら

ヤツは何故かキッチンの天井と壁の境にいた。

恨みつらみが重なって大暴れして、やっと仕留めたのはいいが
こいつ、何でこんなに恐いんだろうなあ。
絶対に貞子やかやこより恐いぞ?

いっそ、Gのいない極寒の地に逃避行したいぜ。
でも、そういう場所もきっと、私の知らない
(得体も知れない) 妙な生き物が
生息してるんだろうなあ。


クヨクヨと思い悩んでいるけど
実際Gは家の中にいるから恐いわけだ。
イルカやダチョウが突然家の中に現れても
まず恐いと思う。

だって昔、かあちゃんが優雅旅行に行ってる時に
活き海老が届いた事があって、箱を開けたら飛び出てきて
ビチビチとキッチン中にはねて、恐くて近寄れず
寝ていたとうちゃんをたたき起こし
無理矢理、捕まえさせた事があるもん。

その後その箱は、箱のままいきなり冷凍室にブチ込んで
帰ってきたかあちゃんに、えらく怒られたけど
あれを茹でて冷凍、とか無理無理無理無理ーーーーーっ!


“いるはずのない生き物が、いるはずのない場所にいる”
ってのが、最大の恐怖だと思う。

この理屈で言えば、Gや活き海老は恐くないはずだが
とにかく、扶養家族以外の生き物はいたら困るんだよ!!
あああああああああっっっ、イライラする!


そういえば、呪怨、途中で止めてたけど
今なら温かい目で観れそうな気がするわ・・・。

憎いTV番組

2007年の記事。


誰もが持っている “嫌い” な番組ではない、
“憎い” 番組が私にはいくつかある。
理由は、チャンネルの覇権を持っていた
うちのとうちゃんが、好んでよく観ていたからである。

面白ければ良かったのだが
私は遅くにできた子だったので
祖父と孫ほどもある年代差は
ジェネレーションギャップが激しい。

毎日毎日、つまらんTVがガアガア鳴っていて
ガキ間で流行っている番組など観られた事もなく
私の自由なTVライフは唯一、下校時から
とうちゃんが帰宅するまでの
短時間のアニメ再放送のみだった。
(うちのとうちゃん、夕方5時には
 帰宅しやがっていたのだ)


まず、NHK。
一生分をガキ時代に無理矢理観させられたから
今後観る事は二度とないと断言できる。
もう根こそぎ日本から消滅していいから。
アフリカとかに移転してくれ。

特に大河ドラマ。
歴史好きのうちの両親が死に物狂いで観てたんだが
その後、論争が始まる。

事実はこれと違う、とか、いや
○○家は○○家の流れを汲んでいるから、とか
何を言っとるのか、さっぱり理解できなかったが
うちの親は揃いも揃って、江戸時代の歴代将軍はもちろん
歴代天皇、元号まで全覚えしていて
百人一首の丸暗記の話も含めて
「あなたもいずれ学校で全部覚えないといけないのよ」
と、登校拒否になりそうな脅しを掛けてくれた。

いつその時がくるか、ものすごくビビっていたのだが
そんな要求は1個もされなかったよ。
元号なんか、明治からしか言えんわ。
幼児に意味ねえトラウマを植えつけるなよ!

とは言え、両親の知識と私の学習内容は
すげえ違っていた。
教育ってかなり変わるんだなあ。


次が相撲と野球中継。
この2つは別個に文句を書き連ねたいほどなので省略。

ただ、相撲の八百長問題が取り沙汰されているが
絶対王者のいる世界では、大なり小なり
阿吽の呼吸みたいな暗黙の了解はあると思うんだが。

いずれにしても、メタボリック肉襦袢が
裸で絡み合う情景など
ある種のマニアじゃないと正視に耐えないぞ。


最後が、笑点とサザエさん。
笑点は一発変換ができず、ホッとした反面
“笑” の字がなかなか出てこず
イライラさせられたぞ。
まったく、どこまで迷惑を掛けてくれるんやら。

言わずもがな、まっっったく面白くないから嫌いなんだが
それを毎週毎週流されてみい。
あの ♪ッチャチャ チャラリラ ッチャッチャ~♪
という、ふざけたテーマ曲を聞くだけで
ちゃぶ台返しをしたくなるほど、情緒不安定になるわ。

帰省した時に、兄がこれに
チャンネルを合わせやがったんで
激しく激しく激しく驚愕したため、わざわざ出向いてまで
「へえ~、笑点なんか観るんだあ~。
 ・・・・・・・・それ、面白いんだあ~。」
と、仁王立ちの上から見下ろしで
冷徹な視線と口調で言ったさ。

それで兄妹仲が悪くなっても悔いはなし。
笑点を観るヤツなんか、クソくらえだ!

その後、仕返しのつもりか
心霊番組や犯罪番組が始まると
「おい、おまえの好きそうな番組が始まったぞ!」
と、いちいち伝達に来るようになりやがった。

わかってるよ! てか、既に観てる真っ最中だよ!
隣室でドアも開けてりゃ
音がそっちにもダダ聴こえだろうに。

自分から売ったケンカとは言え、TV番組ごときで
ひじょーーーにくだらん、嫁姑の争いのような
せせこましいイヤミのし合いをしているうちの兄妹仲は
果たして良いのか悪いのか。


サザエさんには異論もあるかと思う。
私も全体的には嫌いではない。

だが、カツオが大大大大っっっ嫌いなのだ。
あのラクして得したいという
ちゃっかりした小賢しい言動が、見ててウンザリする。
私の一番嫌いなタイプである。
私は真面目でコツコツのワカメタイプなんでな。 ふん

うちのとうちゃんも、「カツオはロクでもないな」 と
本気で怒っていたので、じゃ、観なきゃいいじゃん と
心の底で哀願していたが、文字通り死ぬまで観ていた。

そういや、今思い出したが
サザエさんが嫌いな人って周囲に結構いた。
理由は、この番組が始まると日曜も終わりで
明日からまた仕事だ、とゆううつになるというもので
私の私怨とはまったく別次元の話だったが。

ふとした時に、サザエさんの音楽を耳にすると
それがいつであれ、そのゆううつが蘇るんだと。

その気持ち、よくわかる。
私も、♪ッチャチャ チャラリラ ッチャッチャ~♪
を聴くと、義務で観なくてよくなった今でも
ものすごく不運な出来事に遭遇したような気分になる。


嫌なら他の部屋に避難すりゃいいと突っ込まれそうだが
絶対君主とうちゃんの考える一家団欒は
家族一緒に、(自分が観たい)TVを観る事だったようで
とにかく居間に詰めてないといけなかったのである。

まったく、どういう感覚なのか。
ものすげえ迷惑だったよ。 (特に大晦日!)


うちのかあちゃんも、とうちゃんの選局には
内心不満があったのか
隠居した途端、実家のTVはひとり1台になっていた。

とうちゃんはブツブツ文句を言っていたが
2人暮らしなのに、何故かTVが4台まで増え
あとの2台はご先祖様用かい! と思ったが
かあちゃん曰く、TVゲーム用だと・・・・・。

(老後のヒマ潰しに、とうちゃんに囲碁ソフトと共に
 スーパーファミコンを買ってあげたのだが
 かあちゃんが麻雀にハマったので
 スーファミも2台に増えた。)

それは単なる言い訳で
(にしても、どういう言い訳なんだか)
数十年に渡るとうちゃん押し付けのTV番組への
かあちゃんの鬱屈は、私の比ではないと思われる。
1部屋1台になっていたとしても、私は責めんよ。



2019年 追記

あんだけ憎んでたNHKな
契約してしもうただよ・・・。
最高裁で支払い判決が出たんでな。
違法行為はしたくないもんな。

ほとんど観てはいないけど
今度NHKから、刀剣乱舞のDVDが出るんだ。

契約して良かった!

堂々と予約したよ。
NHK、ありがとう!!!





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