FC2ブログ

天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

殿のご自慢 60

家臣たちの並ぶ中
高雄が八島の殿の前で土下座をしている。
「どうか、青葉姫を
 お返しくださいますよう。
 伊吹との最後の約束なのでございます。」
 
八島の殿は、気がなさそうに
扇をもてあそんでいる。
 
「大殿には奥方さまが
 いらっしゃいますでしょう。」
「ああ、あれなら出家した。」
場の全員がザワッとした。
誰も知らない事であった。
 
 
となると、八島の殿が青葉姫を
本気で欲しがってるのは明白である。
高雄は伊吹の話を
信じなかった事を悔やんだ。
が、この期に及んでも
それをどうしても信じられない。
 
「・・・そちは伊吹が出奔する事を
 知っておったのか?」
「前日に聞かされ
 説得できると考えておりました・・・。」
「で、みすみす逃がしたわけじゃな?」
 
高雄はキッと八島の殿を睨んだ。
「この始末は、私が自ら
 伊吹を討ち取る事で何とぞ!」
 
「ふうむ、そちも
 友に裏切られたわけじゃしの。」
八島の殿は、ニヤニヤした。
「青葉姫をこれに。」
 
 
侍女たちに抱えられて
青葉姫が連れて来られた。
憔悴しきって
自力で座っているのがやっとである。
 
「姫よ、そちを大嫌いな高雄が
 裏切った友との約束のために
 そちを娶る (めとる) と言うておるが
 そちはどうしたいかの?」
 
「伊吹さまが高雄さまに任せると仰ったので
 高雄さまの元に参ります。」
 
「そちを捨てた男の言う事を
 聞くと言うのか?
 んん?」
「わたくしは捨てられはしましたが
 捨ててはおりませぬ。
 今でも伊吹さまを
 お慕い申しております。」
 
 
「これは! 何と健気な。
 そちにそういう可愛いところが
 あったとはのお。」
八島の殿は、青葉の頬に口付けた。
「じゃが、そちはもう
 わしのものじゃろう?」
 
青葉は嫌そうに八島の殿から顔を背ける。
「大殿さまが無理に私を
 連れてきただけでございましょう。」
 
 
八島の殿は、家臣たちに向かって叫んだ。
「見よ、穢されても堕ちぬ
 この姫の高貴さを!!!」
 
はっはっは と笑うその姿は
狂人のように見え
家臣たちは高雄と青葉を案じて
ハラハラした。
 
 
「ふうむ・・・・・。
 わしはそちの
 そういうところが好きじゃ。
 手離すには相当の代価を貰わねばな。」
 
八島の殿は、青葉の顔を両手で包んだ。
「そちのその美しい顔を、わしにくれ。
 どうじゃ? 出来るかの?」
 
「そのような事など
 造作もございませぬ。」
青葉は無表情で答えた。
 
 
「そうか!」
八島の殿は歓喜に満ちた表情になった。
 
 
 続く 
 
 
前へ 次へ 殿のご自慢1 

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

風呂嫌い

年に一度は、このグチを
言わなきゃ気がすまないんだ。
そんぐらい、風呂が嫌い。
ちゅうか、面倒くさい。
 
 
昔から風呂が好きではなかったけど
歳を取って体力が落ちたら
益々もって、風呂が嫌いになってきた。
 
私は美容と健康を考えて
風呂 = 湯船に必ず浸かる だけど
その上に、湯船の中で
マッサージをしたり
ストレッチをしたりしているので
心休まる時がない。
 
これ、前から言っていたけど
風呂場は正に戦場なのだ。
そんな入り方さえしなきゃ
もっとラクになれるんだろうけど
マッサージやストレッチって
続ける事に意味がある気がするので
やめる切っ掛けがない限り
延々とやってしまう性格なんだ・・・。
 
 
おまけに、風呂に入ったら
掃除しなくてはならない。
 
入浴 → 掃除 → 入浴 → 掃除
の魔のサイクルを考えると
気が遠くなるので
気付かないふりをしている。
 
 
年寄りが 「汚れないから」 とか言って
入浴頻度が少なくなるのも
面倒くせえからじゃねえの?
と、疑い始めたよ。
 
私も入浴せずに済むなら、したくないけど
入浴しない年寄りって、臭いもん。
湯船に浸からないようになると
老人臭が発生するのを知っているんで
私は死ぬまで、入浴頻度を減らせない。
 
 
そんな私の入浴頻度は、一日置きである。
毎日入ると、肌も髪も傷む。
 
特別に汗をかいたり汚れたりしない限り
一日置きを守っている。
 
これ、皆にも試してもらいたいんだけど
連日入ると、てきめんに
皮膚や髪がパサつくんだよ。
 
あ、私が言ってる事は
あくまでも湯船に浸かる事前提ね。
 
 
これは前にも言った気がするんだけど
入浴して、肌を一生懸命に洗うのは
皮膚にとって悪い気がするんだ。
 
そこで私は、2回にわけて体を洗っている。
1度目は全体をたっぷりの泡で
軽く撫で洗いする。
 
2度目に、汚れやすいとこや
臭いの元になりそうな場所
足の裏と指の間、膝の裏
おへそ、わき、耳の後ろ等を
重点的に洗うんだよ。
 
1度目は敏感肌用の綿のタオル
2度目はシルクの布、と換えている。
これに意味があるかは、わからんけど
こういう創意工夫は
ムダじゃないと思うんだ。
 
シルクは綿より繊維の目が細かいんで
汚れを落としやすいんじゃないかな、と。
こすりすぎてヒリヒリするのはシルクなんで
ほんとうに軽く泡で洗うようにしている。
 
これで、今のところは
加齢臭は抑えられていると思うんだけど
自分の匂いについては自信がないな。
とにかく、程々に続けていくしかない。
匂いの指摘とか
絶対に誰もしてくれないので
ここの部分は自己満足でしかないよな。
 
 
ほんと入浴って面倒くさい。
考えて工夫すればする程、面倒くさい。
 
入浴は、疲れを取るための
リラクゼーションと捉えた方が
人生がラクになるんだろうけど
どうしても美容と切り離せない。
 
いや、リラックスも美容には必要なんだけど
あーーー、やっぱり私の入浴は
戦いにしかならない。
はあ・・・、入浴、ほんと面倒くさいー。
 
 
 
山善(YAMAZEN) コンフォートシャワースツール山善(YAMAZEN) コンフォートシャワースツール
()
山善(YAMAZEN)

商品詳細を見る

背の高い風呂イスは、体とか洗う姿勢が
すごくラクチンになるんだ。
試しに使ってみい
その違いに驚くから。
そんで、このタイプのイスだと
手入れも簡単だと思う。
断然、お勧め。
 
 

テーマ:食べ歩き - ジャンル:ブログ

殿のご自慢 59

山の中腹を歩いている時に
朝日が昇ってきた。
高雄は馬を止める。
 
「ふたり乗せているので
 おまえもきついであろう。」
湯気が立ち上る馬の首をポンポンと叩く。
 
「姫、もう少し自分で座ってくれ。
 これでは城まで馬が持たぬ。」
青葉の頬もペチペチと叩く。
 
その青白い顔が、橙色に染まった時に
朝焼けに青葉の目の焦点が合った。
青葉の唇が震えながら開く。
 
「・・・わたくしは・・・
 捨てられたのですね・・・。」
再び、わああああああああ と
泣き出す青葉。
高雄は思わず、その体を抱き絞めた。
 
「ああ、私もだ・・・。」
 
 
高雄の報告に、意外にも
龍田の殿は驚きも怒りもしなかった。
「青葉はどうしておるかな?」
ただ娘の身を案じる父親に
高雄は胸が痛んだ。
 
「はい、今は私の城で
 静養いただいております。」
高雄は土下座をした。
「私の判断が甘かったせいで
 姫さまにはお苦しみを・・・。」
 
「いや、そなたのせいではない。
 人は弱いものよ。
 千早どの、その弱さを許してやれ。」
 
 
高雄は頭を下げたまま、目を見開いた。
龍田の殿が腑抜けには思えなかったからだ。
 
このような “優しさ” は
強くないと持てない。
何が強くて何が弱いのか・・・
高雄には龍田の殿と自分の父が
重なって見えていた。
 
武士なのに、剣の代わりに竿を持ち
釣りに興じて
ある日海から戻って来なかった。
高雄は子供でありながら
家のすべてを背負う。
 
 
「娘の事はすべてそなたに任せる
 と言った、あの時の心に変わりはない。
 青葉の事は好きにして構わぬ。」
 
いつ会っても変わらない、穏やかな風情に
高雄は “愛のない婚姻” を申し出るのは
辛かった。
 
 
「では、千早さまを “義兄上” と
 呼べるのですね!」
喜んだのは矢風である。
だが、同時に怒ってもいた。
 
「こうなるのは、わかりきっていたはずだ!
 私は絶対に
 釣り合いの取れぬ結婚はせぬぞ!」
この真っ直ぐな弟は
道を一歩も間違えずに人生を走る。
 
 
高雄が龍田家にいた時に
八島の家臣が乗り込んで来て
千早城から青葉を連れ出した。
あの別れ以来、寝込んでいた青葉は
八島の城へと運ばれる。
 
この知らせを高雄が受けたのは
龍田家からの帰路であった。
何故、八島の殿が姫を?
伊吹の懸念は当たっていた、という事か。
 
高雄は八島の城へと馬を飛ばした。
 
 
 続く 
 
 
前へ 次へ 殿のご自慢1 

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

男性専用車両

電車の男性専用車両って
必要だと思うんだけど
それがつくられない理由は
痛い目に遭った人が少ないからかな。
 
女性の場合は
痴漢された経験のある人が大勢いたから
専用車両を作ってもらえた。
 
でも男性は、痴漢冤罪は
社会的に抹殺されるので
裁判で無罪を勝ちとった数少ない人が
声を揚げないと、無理なんだろうな。
 
 
私としては、電車は
男性専用、女性専用、カップル用と
3種類に分けて欲しいぐらいである。
 
だけど女性専用車両が
化粧品の匂いでえらい事になってるので
男性専用車両も、男くささ充満で
大変な事になるのかも知れない。
 
それでも、男女ともに
男性専用車両を作ってくれ
と、叫ぶべき。
 
 
何故なら、彼氏、夫、身内、友人知人等が
いつ痴漢冤罪をかけられるか
わかったもんじゃないからである。
 
今は、当たり屋のような
痴漢被害詐欺まで横行しているし
両手で吊り革を持ってたにも関わらず
痴漢の冤罪で有罪をくらった人も
いるからである。
 
自分の関係者が、そういうトラブルに
巻き込まれたら嫌だろ。
 
 
で、男性専用、女性専用ともに
終日にしてほしいんだ。
昼間でも混んでる時はあるし
ヘンな人もいる。
 
一度、何かヤバげな人がいたんで
昼間だったけど、無意識に
女性専用と書いてある車両に
移った事がある。
 
当然、終日じゃないので
そこにも男性がいたけど
圧倒的に女性の方が多かったので
何となく安心して乗っていられた。
 
女性専用車両は、うるさい女子学生とかが
乗り込んできて、キャアキャア騒ぐ事も
あるけれど、やはり電車では
可愛い女の子を見ながら乗っていたい。
これ、男性も同じ感覚かな。
 
 
ばかもの!
ババアとはいえ、用心は必要なんだぞ。
変態は異常性嗜好だから変態なわけで
「老人だから大丈夫」 といった
普通の感覚を当てはめちゃなんねえ。
 
外国では、老婆が被害者の連続強姦事件が
起きたりしていたんで
私もそれで認識を新たにして
用心するようにしたんだよ。
 
 
男性専用車両、あって不都合はあるかな?
ないよな。
 
私なら、身内には
女性に近付かないよう
クドクド言い聞かせるよ。
何かあってからじゃ遅いからな。
 
 
 
マペペ つげのクッションブラシ小 生の椿油仕上げマペペ つげのクッションブラシ小 生の椿油仕上げ
()
マペペ

商品詳細を見る

このタイプのブラシを愛用。
ブラシは毛流れを整えるためだけに使うので
髪が傷まないよう、目の粗いものを選んでるんだ。
これは髪に良いつげのブラシなので
なお髪に良いと思うよ。


テーマ:日常雑感 - ジャンル:ブログ

FC2Ad