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天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

殿のご自慢 79

「では私も一緒にまいりましょう。」
高雄の申し出に、八島の殿は断った。
「わしは青葉姫に来てほしいのじゃ。
 夫に用はない。」
 
「ああ、青葉姫、これを使え。
 そちにやろう。」
ポンと投げ渡されたのは刀。
両手で受け取ったが
その重さに思わず前のめりになる。
 
高雄と勝力は、青葉が何気なく抜いた刀身の
独特の刀文に見覚えがあった。
 
あれは名刀・長月 (ながつき)!
 
それ1本で城が三つは建つ、という程の
名刀を女にあっさりやるとは・・・。

高雄も勝力も、八島の殿の青葉を見る
優しげな目の理由を
愛情以外に見つけられなかった。
 
 
武士の切腹の邪魔は無礼にあたる。
困った高雄を見て、福江が申し出た。
 
「八島どの、わしが付き添うたら
 駄目ですかな?」
八島の殿は怪訝な表情をした。
「そちは誰じゃったかな?」
 
「・・・その城の元の持ち主
 福江でございますよ。」
「ふむ、そういう奴もいたような?
 まあ、そういう事なら、城の礼に
 特別に付き添いを許可しようぞ。」
 
福江は高雄にきっぱりと断言した。
「青葉姫さまの安全は
 この福江の命に替えても守りますゆえ
 しばらく、ここでお待ちください。」
 
 
青葉が福江と八島の殿の陣中に入った後
勝力が高雄にささやいた。
「・・・大丈夫でしょうか・・・。」
 
高雄は無表情で答えた。
「最早、あの八島どのと言えど
 卑怯な事はすまい。
 むしろ、青葉の腕では八島どのの方が
 気の毒かもな。」
 
 
「出来ませぬ!」
青葉は長月を手に、嫌がっていた。
 
「ええい、この期に及んで尻込みするな。
 ほれ、そこのジジイ
 姫に斬り方を教えよ。
 事務方と言え
 それぐらいは出来るであろう。」
 
「・・・福江でございます・・・。
 青葉姫さま、肩の力を抜いて刀を構え
 刃をぶらさないように
 素早く真っ直ぐに振り下ろすのですよ。」
「姫、斬るのは首のここじゃ。
 触ってみい、骨の凸凹のくぼんだところに
 刃を入れるのじゃぞ。」
 
老人ふたりの手ほどきに
青葉は震え上がった。

「おふたりとも、おかしいですわ。
 勝敗が決したのなら
 死ぬ必要はないではございませぬか。
 大殿さま、詫びて
 ご隠居なさってくださいませ。
 わたくしが高雄さまに頼んで
 とりなしていただきますゆえ。」
 
 
青葉の訴えに、八島の殿はふっと微笑んだ。
「“大殿” か・・・。
 わしをその名で呼ぶのも
 そちひとりになったな。」
 
「大殿さま!」
八島の殿は、ゆっくりと振り向いた。
その目は、かつて最高の権勢を誇った時の
冷酷な目であった。
 
「青葉姫、わしは生きてる限り
 そちの子を探すぞ。」
その言葉に、青葉は顔色が変わった。
 
このお方は本気で切腹を
望んでおいでなのですね。
そしてそれが叶わぬ時は
きっと潮を巻き込むのでしょう。
それでしたら・・・。
 
 
青葉の目に力が入ったのを見届け
八島の殿は再びゆっくりと前を向いた。
 
 
 続く 
 
 
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バイオイル

正式名称は、ピュセリンオイル
(バイオイル)? 
バイオイル(ピュアセリンオイル配合)?
60ml 1680円 南アフリカ製という
わからん出自。
 
 bioil.jpg

 
 
全成分: ミネラルオイル、
トリイソノナノイン、
エチルヘキサン酸セテアリル、
ミリスチン酸イソプロピル、
酢酸トコフェロール、ビサボロール、香料、
ラベンダー油、ローズマリー油、
ヒマワリ油、パルミチン酸レチノール、
ダイズ油、トウキンセンカ花エキス、BHT、
ローマカミツレ花エキス、赤225
 
 
さて、天然やらナチュラルやら
自然派とも言いがたいこのオイル
昔から気になってはいたんだ。
だって、傷跡を治すという触れ込みだから。
 
待ってねー、説明書や箱書きを読むから。
えーと・・・・・・・・・・・・・・
バカモノ!
老眼に優しい環境を整えんか!!!
 
 
チマチマチマチマ書いてあるのを
何とか解読したところによると

“完治した傷のあとに”
“完治したニキビのあとに”
“1年を通じて乾燥するお肌に”
“産前産後に”
・・・?・・・
 
これ、突っ込んで良い?
要するに、完治した傷・・・健康な肌に
1年を通じて、産前産後・・・いつでも
使うが良い、だと?
 
割に細かく書いてあるんだけど
中身のない説明なんだよな。
結婚式のお偉いさんのスピーチのような。
 
 
仕組みとしては、2種類のビタミンと
4種類の植物由来成分が
バイオイル独自成分の 
“ピュアセリンオイル” と言って
凄いんだって。
ああ・・・、何か体調が悪くなってきたな
もう寝て良い?
 
で、顔にも体にも使えて
植物オイルが入っていて
ベタつかずサラッとしていて
素早く角質内部まで浸透して
パッチテスト済みだけど
全ての人にアレルギーが
起きないわけじゃなく
低刺激性テスト済みだけど全ての人略
ノンコメドニックテスト済みだけど全ての略
全ての肌質の人に、だって。
 
 
このオイルを買った理由は、冬場で
マルティナの保湿が物足りなかったからで
乾くなあ、って時に
無造作に顔に塗ってたんだよ。
 
顔には1滴しか使わないので
60ml、夏になっても、まだあるわけで
夏場は重い重い。
 
 
匂いはラベンダー臭えなあ、と思っていたら
4種類の植物のひとつだった。
やっぱり嫌いな香りって
真っ先に鼻に付くよね。
でもラベンダー嫌いのこの私にも
嫌な匂いじゃない。
香りは強いけど。
 
でも、ある事に気付いた。
開封して使っていくうちに
オロナインと匂いが酷似している!
今ではもうオロナインとしか思えない。
ラベンダー臭、どっかにいっちゃったよ。
 
 
使い心地は、重油よりはベタつかず
サラッとしてる。
素早く角質内部に浸透は
してるかわからない。
だっていつまでも塗った後の肌表面
ヌルヌルだもん。
ま、浸透っても角質層の薄さから言っても
すっげえ微量だろうし
それがわかる、って逆に大変だと思う。
いや、バカにしてるんじゃなく、真面目に。
 
そんで、私にはアレルギーやら
合わないやらの支障はなし。
使い続けての変化が楽しみ。
 
今2013年の4月末。
気まぐれに使って
1本使い終わってまた続きを書くよ。
 
::::::::::::::::
 
・・・特筆すべき事はなし・・・。

て言うか、しまいにゃ使い飽きて
マッサージして拭き取ったりしてたよ
残量減らしのために。
使い終わるまで長かったーーー
残り3分の1ぐらいからは
ウンザリして、捨てたかったもん。

これ、妊娠線とかには効くんじゃないかな。
・・・そう思わんと、やっとられん。
顔よりボディー向けだと思う。
そんぐらい、顔への1滴使いは
使い切りには遠い道のりだった。

ここまで飽きさせられちゃ
使用レポどころじゃねえよな。


結論、顔はやめてボディーにしな。

 
 
バイオイル 60mlバイオイル 60ml
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ロクでもねえレビューを書いちゃったけど
それはチマチマチマチマ顔用として使ってて
使い飽きたゆえの八つ当たり。
ボディーに使うなら、良いと思うよマジで。
いや、根気強い人なら顔へも良いと思う。
フタにはなるよ。



殿のご自慢 78

八島側の兵が、昨日より随分と減っていた。
これは八島の殿の自業自得と言える。
 
高雄と勝力は、青葉を中心に
真一文字の陣を取れた。
これは余程の武力差がないと取れない戦法。
それをしよう、と言い出したのは
敵陣の様子を見た高雄。
 
 
高雄の読み通り、敵兵の士気は低く
楽に八島の殿の陣の前まで辿り着けた。
その前に立ちはだかるのは、野間。
高雄が相対し、青葉と勝力は
他の武将の逃げ道の方へと向かう。
 
「これはこれは寝取られどの
 やっと腰を上げたか。」
野間が挑発するが、高雄は動じない。
 
「まあ、女ごときでわしらが動くわけもなし
 それより、そなたとようやく
 真剣での討ち合いが出来るとは
 まことに嬉しいのお。
 なあ? お美しい根雪さまよ。」
 
高雄は無言のまま馬から降り
雑兵を斬った刀の血を振り払う。
「もう良いか?」
野間は高雄に訊き返した。
「ああ?」
 
「他に言いたい事があるのなら聞くが
 時間の無駄に思えてしょうがない。」
 
野間の頬が引きつった。
「その澄ました顔が気に入らぬ!!!」
 
上段からの振り下ろしを
水平斬りでかわすのは
高雄の最も気に入っている、美しい型。
勝負は一振りで付いた。
 
 
「さすが高雄、刀では
 八島の5本の指に入る男よ。」
八島の殿が、とうとう
総大将の陣から出て来た。
 
「あとの4人はいずこに?」
「さあ、そちらに斬られたか
 わしが斬ったか、知らぬな。」
八島の殿は、それでもこの状況を
楽しんでいるように見えた。
 
「青葉姫、どうだね?
 馬から降りて
 わしと一太刀交えてみぬかね?」
 
 
総大将が陣から出てくるだけではなく
急の申し出に、勝力は慌てた。
「姫さま、なりませぬ、これは罠です。」
 
八島の殿は鼻で笑った。
「青葉姫を罠にかけねば倒せぬほど
 下手な腕ではないわ。
 心配すな。
 そちの腕がどれだけ上がったか
 わし直々に見てやるだけじゃよ。
 殺しはせぬ。 寸止めでいたそうぞ。」
 
「そこまで仰るのなら。」
青葉は馬から降りた。
 
 
モタモタと鞘から刀を出そうとする青葉に
八島の殿が呆れる。
「鞘のままでよい、どうせ寸止めじゃ。
 上段、中段、下段と
 右左交互に打ってきてみよ。」
 
「えいっ!」
カキン
 
青葉の打ち込みを軽く止めた八島の殿は
溜め息をついた。
「ほんに、そちは最期まで
 わしを苦労させおる・・・。」
そして高雄の方を向いた。
 
「高雄、妻の刀稽古をつけてやれ。
 今後のそちらは何百人と
 人を斬らねばならぬのだからな。
 槍だけじゃ、ままならぬ事も想定せよ。」
 
 
「では、青葉姫、陣中に来い。」
「何を・・・」
いきり立つ高雄と勝力に
八島の殿が軽く言う。
 
「介錯を青葉姫に頼みたいだけなのじゃよ。
 今見た腕では、すんなりと
 首を落とせそうにないがのお。」
 
 
 続く 
 
 
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ブラッド オブ バハムート

ニンテンドーDSのゲームである。
古いゲームだけど
すごく良いのに話題にならないので
今更ながら、レビュー。
 
 
このゲームは、キャラが
LV80以上になったら
ものすげえ楽勝になる。
不可能に思えた全ステージSランク
出来たぞ。
このヘタレプレイヤーの私でさえだ!
 
LV80など
えれえ気が遠くなる話に思えるが
ポンポンLVが上がるので大丈夫。
私のユイなど
LV99になって久しいし
レンとサンチャゴも
LV99に出来た。
 
マルチプレイが出来る環境なら
LVが低い内は、高LVの友人に
引っ張ってってもらうのがラク。
 
うちにはDSが2台あるので
ひとりでマルチやってたぜ。
ソフトも安くなってるから
2本で定価割れするしな。
まさか、こういうソフトの買い方を
するとは思わなんだ。
すんげえ贅沢っつーか
浪費だよなあ・・・。
 
 
で、今回はキャラごとの特性を。
他のサイトでは
レンとユイ以外の評判が悪いんだが
実際にプレイしたら
違う感想になったんで驚いた。
 
 
まずは高評価のユイ。
一人目のプレイは、やっぱり
こいつをお勧めする。
攻撃力もあるし
HP回復量が他キャラの
比じゃないからである。
他キャラのHPを回復できるのは
こいつだけなので
後々の牽引プレイにも
うってつけである。
 
アビリティも杖を入れると
全属性に対応できるので
どの巨獣に連れて行っても
立派な仕事をしてくれる。
 
ただ難を言うと
攻撃速度がそんなに速くはない。
そしてバグかも知れんが
こいつには当てられない場所
ってのがある。
バハムートなんかでわかると思う。
弾が直進しないので
着弾点もズレが大きい。
 
ユイの杖は特性が3種類ある。
魔矢と大爆発は使えるが
追尾がやや使えない。
 
と言うのも、これは全キャラに
共通しているが
撃った弾が着弾しないと
次の行動が出来ないのである。
追尾の場合、攻撃速度も遅いので
調子こいて連打していると
回避が出来なくて
ダメージをくらう事がよくある。
 
まあ、ヘタレプレイヤーなんで
こんなんなるんだろうが
私の場合は、追尾杖は避けていた。
 
 
次がレン。
攻撃力もあるし行動も早く
使いやすいキャラである。
アビリティも、閃きの太刀と
堕落の噴出だけでいける。
 
こいつに文句は何もないな。
勇者勇者うるさいとこ以外。
 
 
サンチャゴ。
こいつは試しに育ててみたんだが
やってビックリ!
その素早さは全キャラNO.1。
 
ただ攻撃力が弱いのと
アビリティが使えないのが残念。
でも、とにかく通常攻撃でも良いから
連打したい、という
私のような単純バカには
もってこいである。
連打連打でスカッとするぞ。
私の一番好きなキャラである。
 
 
カモ=オウガ。
何か攻撃力のみの
機動性の悪さが・・・
とか思っていたら
その攻撃力がハンパじゃなかった!
全キャラ随一の攻撃力に
少々の遅さは気にならなかった。
 
特に武器の特性のぶん回しは
1撃で3ザコ抹殺で
ドビックリである。
懸念していた遅さも
追尾杖装備時のユイ程度。
 
ユイ → レン → サンチャゴ と
きた後だったので
カモの操作は新鮮で
楽しくプレイできた。
 
 
主人公のイブキ。
こいつ、アビリティが使えねえ。
貫通のアビリティが1個もねえ。
 
攻撃力はそこそこあるし
素早さも普通だが
だったら、カモやサンチャゴで
良くないか? って感じである。
 
私にとっては、一番
使い勝手の悪いキャラであった。
・・・主人公なのに・・・。
 
 
DSの古いソフトに
私好みのゲームが揃っているので
3DSを買っても
DSが捨てられないんだよな。
 
 

ブラッド オブ バハムートブラッド オブ バハムート
(2009/08/06)
Nintendo DS

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でっかい敵のポイントを狙って
遠距離から破壊していくゲーム。
足場にザコ敵はいるけれど
最初に始末しておけばOK。
1ステージ1敵タイプの
アクションゲーム。



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