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天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

出迎えイタズラの後に待つものは

2002年の記事。


今まで私と付き合うヤツは必ず
「出迎えイタズラ」 の洗礼を受けることになっていた。
それは単に私がイタズラ好きだというだけである。

彼が家に来ることがわかってる時に
隠れておくというのは基本中の基本だが
私はそれをしない。
以下に書く、とても苦い経験があるからだ。


来る電があった後、私はハイテンション
(私がイタズラをする時の理由) だったので
隠れ場所を探した。
素人は押入れとかすぐ考えるが、それはいけない。
押入れには布団が入ってる。

押入れに隠れたはいいが
ザッパに畳んである布団が次第にズリ落ちてくるのだ。
その時の気分は何とも言えない。
落ちかかって必死に崖にしがみ付くが
足元が地滑りしていくみたいな感覚だ。

ふすまをなぎ倒して布団とともに
なだれ落ちたその一番下に
押入れの前に運悪く立ってた彼がいたりしたら
その後、バカのアホのとののしられ
関係ない普段の素行にまで話が及んで
ついに別れ話にまで発展したら
その後ふすまを見る度に、男のくせにいつまでも
しつこく、そのことをネチネチと
イヤミをたれられるとしたら
二度と押入れに隠れようなどとは
私でなくとも思わなくなる。 
・・・これ以上、この話はしたくない。


私はその時、浴槽に隠れる事を思い立った。
風呂場に探しにきた彼に 「うおりゃあ!!」 と
風呂の蓋を飛ばして驚かせるという寸法だ。
(書いてて自分でも私ちょっとバカじゃないか? と
 ふと情けなくなった)

蓋を開けると、水が入っていた。
しまった、水を抜き忘れていた!
でも、もう時間がない。
私は服のまま湯船に入り、蓋を閉めた。
頃は秋・・・。
そんなに冷たくはないが
体の芯からジワジワと冷えてくる。

お、彼が来た。
頼む、早く探してくれ、と、祈ったが、来る気配もない。
そのまま待ったが、だんだん息苦しくなって
しかも体力が削がれてきてるような気がしたので
とうとう諦めた。

濡れまくった格好でズチャズチャと部屋へ行くと
彼はノンキにテレビを観ていた。
ビショビショの私を見て、「何してるんだ?」 と
彼が聞いたが、とても素直に答える気分ではなく
「風呂掃除」 とだけ答えて、本当に風呂を掃除して
お湯をため、その後入浴した。

当然、私は風邪をひいた。
原因について彼に説明したのは
しばらく経ってからだった。


その彼にはその後、ケチャップとカラーインクを混ぜて
包丁に塗り、床にもこぼして倒れておく、という
出迎えをしたが、笑いをとるどころじゃなく
もの凄ーーーーーく怒られた。

並外れた驚愕の後には怒りが来るという
人の心理をよく学んだ。
冗談は種類を選ぶべし。


そういう経験をつんだので
元夫は大した出迎えのイタズラはされていない。
せいぜい真冬にビキニで出迎えて
散々バカ扱いされたぐらいのものだ。

もう出迎えのイタズラはロクな事にならないと
身をもって知ってる筈なのに
つい、また、やってしまった。
今年の初夏の事である。


元夫から帰る電があったので、服を全部脱ぎ
裸エプロンをして待っていた。
そういう時に限って、どこで道草をしてるのか
なかなか帰ってこない。

もうやめようかとも思ったが
ひとりで服を意味なく脱いで
また着るのはプライドがとても傷つく。
大体、服を着ているところに帰ってこられたら
何と言い訳する?

そういう事をグルグル考えながら待っていたら
やっとご帰宅の様子。
両手を高々と上げて 「おかえりー」 と
出迎えたのだが、「飯」 と、言いながら
さっさと椅子に座りやがる。

ちっ、やっぱ胸当て付きのエプロンだと
インパクトがなかったか、と、後悔したが
何となく意地になり、そのまま飯を用意して食べた。

夏なので寒くはないのだが
何で自分がノーパンで飯を食わなきゃならないのかが
どんどん疑問に思えてくる。
ついでに機嫌もどんどん悪くなってきて
気付かない元夫が、腹の底から憎らしく思えてきた。

元夫が私が無言なので
「おまえ、今日、機嫌悪いのか?」 と聞いてくる。
「別に」 と、仏頂面で答えたら
「何だ、その態度は」 と、インネンをつけてきたので
ああ、もう飯いらねえ、と、立って
食器を流しに置こうと背を向けたら
元夫が大爆笑し始めた。

そうだ、私、裸エプロンだったんだ。 
でも、今頃、ウケてもらっても全然嬉しくない。
その後、「あなたって私の事を全然見てないよね」
と、新妻のような言い掛かりをつけさせてもらった。


出迎えイタズラには何ひとつメリットなし!
やってみようと思う前に、このページを思い出せ。


これはイタズラじゃなくて、嫌がらせだと言われたのだが
元夫が忘年会で夜中に帰宅した時の事。

あらかじめ、その予定は聞いておいたので
私は先に寝ようと家中の明かりを消して
布団に入っていた。
ところが、眠りにつく前に、元夫が帰宅したので
慌てて居間にいった。

元夫が真っ暗な中、照明のスイッチを手探りで押し
明かりが点いた時に、真っ先に目に入ったものは
正座してる私の姿であった。

真夜中だというのに、「うわあああああ」 と
元夫が悲鳴を上げ、イタズラ成功に上機嫌で
「驚いた?」 と、聞こうとしたら
タイミングよく社員が
元夫の携帯に電話をかけてきやがって
「帰ったら真っ暗な中に
 嫁が正座して待ってたーーー!!」
と、せんでいい報告をされ
社員には 「恐えええーーーー」 と、怯えられ
まったく、出迎えイタズラには
ロクな結果が待っていない・・・・・


でも、またやってしまうんだろうな・・・
ハイテンションになった場合・・・





ファッションモチベーション

ツイッターでもグチグチ言ったんだけどさ
ニコルで買ったニットを1枚着てみたら
袖丈と着丈が短いの。

そういうデザインかと思わんでもない。
着丈は。
でも袖丈は7分丈でもない、
微妙にちんちくりんなの。

前に他のブランドでジャケットを買った時も
肩幅がキツくて、袖丈が短かったんだ。

若い頃は、こんな事なかったのに
今の若い娘さんは、小さくなっとんのかいな?
サイズが合わないなんて、すげえショック。


でも、ま、着たさ。
同時に買ったニットと比べてみたら
一回り小さかったので、そういうデザインらしい
と、わかったので。

そしたらな、着丈が短いと
出っ腹が目立つんだよ・・・。
尻回りもモッタリして
全然ファッショナブルじゃない。

以前ならヘソ出しスタイルでもオッケーだったのに
(数年前の写真)

かっこいー!あしゅら


いまや、腰回りを隠さにゃならんとは。

何かすっげーテンション下がったよ。
コソコソ隠れて歩きたくなったもん。
こんな気分じゃ
ファッションへのモチベーションが保てない!
私、本当にリタイアかなあ。


て言うか、口じゃナイスバディーを誇っていたけど
そう言うほど、気にしちゃいなかったんだよ。
普段は頭の隅にもなかったはずだった。

そのナイスバディーが崩れたのを
目の当たりにしたら
こんなにもテンションが下がるものなんかな。
このまま行けば、“隠すファッション” になって
着るものなんて何でも良い、とか
なっちゃいそうで、悲しいんだけど。

・・・悲しい?
それはそれで、ひとつの生き方だよな。
そうなったらそうなったで、良いんじゃなかろか。
でも問題がひとつ。

外に出るのが恥ずかしい!

これを思い始めているんだ。
でも、ガリガリのババアは嫌なんだ。
ちょっとぽっちゃり目が良い。
まずいのは、肉が全部腰回りについた事。
これが最大の誤算。

慌てて腹筋運動などやってるけど
腹筋、つきにくい体質だし
どうすりゃ良いんかのお。


モッサリした体型になったら
こんなに服が似合わなくなるとは
思ってもいなかったよ。

これで、痩せたくはない、って思うのも
自分でも解せないんだけど
あー、これは熊本時代に不健康で
ガッリガリだった頃のトラウマかな。

もう、死ぬかと思ったぐらい、フラフラだったもん。
その頃、痩せ過ぎてたんだよね。
で、生きるのもゼイゼイでつらかった。
痩せたら、あの頃に戻りそうで嫌なんだろうな。


厳密に言うと、モッサリとは言え普通体型なんだよ。
でも以前がナイスバディーだったから
すっげえ、ファッションが楽しかったんだ。
着る服着る服、似合ってたしさ。

今はとにかく、出っ腹がネック。
ニコルで買ったニット残り3着、
全部、着丈がちょっと短いんだよ、悪夢。

もう、試着なしに買っちゃいけなくなっちゃったんだな。


そうそう、年金生活になったら
服も買えなくなるんで
70代の人って、50代の頃に買った服を着てる
ってTVでやってて、衝撃だったよ。

今だって、そんなに裕福じゃないんだから
失敗こいてる場合じゃないっての。

老後の勝負はもう始まっている!




上の画像ではいてるのは、ストレートジーンズ。
ストレッチ生地の細身のタイプ。
スリムより、断然かっこいいと思わん?
ふくらはぎのラインは出さない方が
足がきれいに見えるよ。


 

 
あんだんてのシャンプーを使ってるなら
ヘナさえしてりゃ、リンスとかいらないんだ。
洗い上がりが優しいから。
でも一応、髪を保護したいので、リンスも使ってるよ。
これはトリートメント。
ミニサイズも載っけておく。








伝えてよテレフォン

2003年の記事。


乙女チックなタイトルとは裏腹の事をいきなり言うが
真夜中の電話は不吉である。

私も数々の恐ろしい電話を真夜中に受け取っている。
暗闇に響き渡るあのコール音は、ただでさえ心臓にくる。

そして動悸に胸を抑えつつ恐る恐る取る受話器の
向こうから聞こえる声は
ロクでもない情報を運んでくるのである。

不幸な知らせは真夜中に・・・。


私が好んでレトロな黒電話を使っていた頃の事。
必要以上に甲高くうるさいあの金属音が
熟睡していた私の心臓を鷲づかみにした。
跳ね起き、時計を見ると午前4時・・・。

こわごわ受話器を取り、「もしもし・・・?」
と、か細い声で伺うように答えると
「あしゅ・・・」 電話をしてきたのは友人であった。 「どうした?」 ドキドキしながら訪ねる。
「私ね、私ね・・・」 

こ、こりゃまさか自殺予告の電話か? と、息を呑んだ。
「私、○○くんに好きだって言われたの・・・」

はあーーーーー?
○○くんとは、このバカ女が片思いをしていた男である。
私からしてみりゃ、捨てる神ありゃ拾う神あるという
ことわざにでも希望を見出さにゃ
人生を生きて行けない種類の男に見えるのだが
世間は見事に需要と供給を果たしてるわけだ。


このバカ女は深夜までその男とデートをしてきて
家に帰り着いた途端
時計を見るという基本的動作もせずに私に電話をしてきて
小さな胸に溢れる感動を私と
分かち合いたいらしかったのだが
爆睡していたその時の私にそういう
甘く切ない乙女心を理解できるわけがない。

しかし温厚な私は数分間沈黙した後に
怒りを抑えて返事をした。 「ああ、そうかい」
私の返事から更に数分後、友人がつぶやく。
「どうしよう・・・」

単語をひとつ発する毎に数分を要するのは
感動にあふれてイっちゃってる友人と
事情がわかって再び眠気がさした私の脳が
働かないからである。

私は受話器を握り締め、眠りこけていた。
ハッと気付いた時は空が白くなりかけていたが
受話器の向こうの友人は、まだ体内時計を止めたまま
数分おきにつぶやいていた。

この友人はその男と付き合い、結婚までしたが
私の予想を裏切らない殴る蹴るのアクション系夫の上に
浮気癖が激しく、結局離婚してしまった。
あの晩、電話で止めても
絶対にこういう結果になっていたろうな
と思うので、私に悔いはない。


さて、真夜中の電話の怪はまだ続く。
夜1時前ぐらいに電話がなった。
幸いにも?私はまだ起きていた。
相手は友人男性である。

「相談があるんだけど」 と、切り出される。
「ほお、何だ? 言ってみい」 と、快く答えると
相手はちゅうちょしつつ話し始めた。
「実は俺、陰毛が直毛なんだ」

・・・・・・・・・はいいいいいーーーーーーーーー? 

と、叫びたくなったが、かろうじて抑えた。
普通に考えれば変態電話モドキにも聞こえるが
こいつはよく電話をしてきては
世間話やちょっとした相談を持ちかける
真面目な男子である。

まったく何で私の周囲には
こう香ばしいヤツが多いんだよ、と、うんざりしつつも
「あのな、大抵の男はおめえの気にするモノの
 もっと下にあるモノに対して大問題が起きてくるわけで
 そういうのは些細な事だと思うぞ。
 どうしても気になるなら、擦りまくって
 キューティクルを剥がしてあげればイヤでも縮れる」
と、丁寧にアドバイスをしてあげた。

こいつは電話で5時間も6時間も喋り続けるヤツだが
悪気はないので私も親身に対応する。
電話が終った後はいつも受話器に長時間圧迫されて
耳が痛くなったものだ。
大体、私を相談相手に選ぶ事自体、そこで既に
判断力が危ないヤツだと断定できる。

そいつが私に言った言葉は
「おまえって魔女みたいだよな」 であった。
こいつ何ちゅうことをぬかす、と思ったが
どうやら、こいつなりの褒め言葉だったらしい。
そういうヤツなので今頃どこかで路頭に迷ってはいないか
少々心配だ。



電話をしてくる相手のセリフで
私が一番腹が立つセリフがある。
「あっ、俺、俺ー」 である。

今はナンバーが出るので誰かはすぐわかるからいいのだが
「はい」 と出て 「俺、俺ー」 と、言われると
名ぐらい名乗れ、この無礼者め! と、怒りが溢れる。

「どちら様ですか?」 と聞いても、こういうヤツは
「俺だよー、何でわからないんだ?」 と
逆に怒り出す場合も多いので始末に負えない。

そこで、そういう場合には、相手がわかったとしても
「ええ? ○○くん? 違う? じゃあ××くんかなあ」
と、そいつ以外の名前を挙げまくる事にしている。
普通は 「すいません、勘弁してください、○×です。」
と、なるのだが
中には怒ってガチャ切りするヤツもいて
そういう場合には素直に名乗らないおめえが悪い
で片付ける。


経験があるヤツも多いと思うが
盛り上がった飲み会の席から
皆で電話を掛けてくるという状況も
時と場合によってはかなり迷惑である。

そういう場合、向こうは揃いも揃って全員
わけわからなくなってるので、収拾がつかないのだ。
酔っ払いとの電話は
こっちがシラフだと、とても疲れる。

ある晩、電話が掛かってきた。
その時は夫婦喧嘩という名の家庭団らん行事の後で
私はかなり機嫌が悪かった。
「はい」 と、無愛想に出ると
いきなり 「俺、俺ーーー」 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そういや、モンが里帰りをして
同級生たちと飲み会をするという話があったな
と、思い出す前に
口から出た言葉は 「おめえ誰だよ」 で、あった。

「わははははー、あしゅ、相変わらずだぞー」
と、叫んでいる。
すっかり受話器の向こうではデキあがっており
爆笑が聞こえた。

「次、俺、代わって代わって。
 あしゅー、俺だよ、俺ーーー」
嫌がらせのように皆、代わる代わる
「俺」 を連呼する。

ご機嫌斜めどころか直角になった私は、それでも冷静に
「名乗らんヤツと話をしたくはねえなあ」 と、諭すと
「おまえ、まだ離婚しないのかよ、おっかしいなあー」
と、まさにスーパー図星な間の悪い事を言われ
ブチッときた私は、それでも穏やかに
「いいか、ドたまカチ割られたくなかったら
 そこにいるであろう友人Aに代われ」
 と、お願いをした。
が、酔いのせいで耳までおかしくなっているのか
なかなか言う事を聞かない。


私は腹筋を目一杯活用して叫んだ。
「Aーーーーーーーーー!! 出ろーーーーーーーー!!
 こらあーーーー、聞こえてるんだろーーーーーー!!」
時は真夜中、うちの近所の方が大迷惑であるという事に
その時の私が気付く余裕はない。

「・・・もしもし・・・」
Aがオドオドしつつ出てきた。
「ごめん、私の携帯を勝手にいじられて
 掛けられたんだって」 と、言い訳をクドクドとする。
「そいつらに私の電話番号を絶対に教えるなよ」
と、念を押して電話は終った。

後日、再びAから詫びの電話があったが
あの電話の後に会場では
私がまったく変わってない、と
盛り上がっていたという聞きたくもない報告もされた。


まだ20代の頃の話であるが
とても面白い間違い電話があった。
「はい」 と出ると、いきなり
「レイコさーーーん」 と、相手が叫ぶ。
「私はレイコさんではありませんが」 と、答えても
聞く耳を持たず、電話の向こうで泣きじゃくっている。
こりゃ参ったなあ、と思っていると
そいつはひとしきり泣いた後に一方的に電話を切った。

こいつはそれから毎月一度
3回目の土曜の夜2時に酔っ払って泣きながら
うちに間違い電話を掛け続け
私も何となくそいつの行方が気になったので
その日その時間には必ず家にいるようにしていた。

ただ黙って聞いているだけじゃ芸がないので
あれこれ質問もした。
「レイコさんの苗字って何?」
「何でそういう事を聞くんだよー
 俺を試してるのか? ○○だろう」
これだけレイコさんじゃないと言ってるにもかかわらず
そいつはまだ私をレイコさんだと思い込んでいる。

そいつが語ったところによると
レイコさんは当時20代後半で
あるスナックのホステスであった。
電話帳で調べたら本当に○○レイコさんは存在し
電話番号がうちと酷似していた。
多分、微妙に変えた番号でも教えられたのだろう。
だが本名を教えてるのも解せない話だ。
住所もそいつが言っていた住所だったし。

しかし何故、月一回しか電話をしてこないのか?
謎は深まるばかりである。
そこのところも追求せねばと
聞き込みをする刑事のように
てぐすねを引いて待っていたが
私からその話を聞いていた当時の彼氏が
「俺が出る」 と、無理矢理出てしまい
「もしもし」 と言った途端ガチャ切りされ
二度と掛かってくることはなかった。

多分その男はレイコさんに
新しい彼氏ができたと勘違いしたことだろう。
何となくレイコさんに対しては、いい事をした気がする。


私はこう見えても普段は結構無口である。
というか、私の周囲のヤツがうるさ過ぎるのである。

元夫など毎日毎日、私に向かって喋り続けていたし、
その家族が揃うと、全員が私に向かって違う話題を
同時に喋りたてる。

最初の頃は誰への返事をすればいいのかわからず
「私は聖徳太子じゃねえ!」 と、怒鳴りたくもなったが
うちの犬 (アフガン) が
私が怒鳴られてると勘違いをして
お義母さんの足にいきなり噛み付き
仕返しをしてくれた。

名古屋の友人は、早口のマシンガントークで
まくしたてるので、頭が混乱し
会話が終った事にも気付かず、数秒たって
「・・・うん」 と、答えて、よく怒られていた。
元々トロくさい喋りなので、こういうヤツには
相槌をうつのが精一杯なのだ。

どれぐらいトロくさいかというと
TVドラマで頭の足りないおバカな女子高生
という設定の女優が
ロコツにトロトロ喋ってるのを聞いて、友人に
「私の喋る速度って、まさかこれよりは速いよね?」
と聞いたら、答えにくそうに 「これと同じ速度」 と
言われ、ショックを受けたほどである。

・・・そりゃあ、アホに思われるよな。
通りでおやじ連中が気楽に説教かましてくれるわけだ。

これはつい最近知った事で、今でも自覚はない。
が、思い当たる事が多々あるので
素直に受け入れているだけなのだ。

私は別にドンくさいヤツではない。
どちらかというとシャキシャキしたタイプだと
自分では思っているのだが・・・。
まあ、意外性に富んだヤツだという事で
手を打つとしよう。


こんな私が電話でマトモに
会話を成り立たせられるのかというと
いつも相手の会話をさえぎる形になってしまい
間が悪い事、この上ない。
「今だ!」 と思って話し始めるのにも
数秒かかっているのかもしれない。

相手は聞いててイライラしないのかと心配になるが
どうやら慣れるらしい。
しかも、よく聞いてれば
きっつい事を言ってるにも関わらず、トロトロ話すので
内容の辛らつさはそう気にならない
という利点もあるそうだ。


私に電話をしてくるヤツは
平気で数時間喋るツワモノ揃いだが
それは私がゆっくり話すというのも
原因のひとつかもしれない。
何のかの言っても私も電話は好きなので
長電話カモーン。

・・・ただし、真夜中のヘンな方向にテンパった電話は
ご勘弁を。





ハシビロコウ

その存在を知ってから、ずっと
興味の対象だった鳥、ハシビロコウ。
だけど関西の動物園にはいないので
会うのを諦めていた。

ところが、関西にも来たのである!
神戸と滋賀にいるらしい。
どっちに行ったものかな、と悩んだけど
どうやら滋賀では触れるらしいので
滋賀に行く事にした。


場所は、ピエリ守山というショッピングモールの
中にある、“めっちゃさわれる動物園”。
このネーミングだけでも期待大だろ。

行ったのが平日だったせいか、お客さんはまばら。
動物園は、モールのはしっこにあった。
そんなに獣くさくない。

ハシビロコウは、動物園の中の
ジャングルゾーンのライオンの部屋の対面にいた。
繋いでもなく、しきりもない。
正直、怖い!

hasibirokou.jpg hasibirokou2.jpg


写ってるの、私。
ハシビロコウの近くに寄って
怖くて怖くて、緊張でガチガチになってるとこ。


普通、ハシビロコウは動かないって聞くよね。
ところがここのハシビロコウは
とても落ち着きがなかった。

足元のシートをくちばしではいだり
はばたいたりするんだ。
その写真もあるけど
ボケてわかりにくいので、ボツ。

水槽の器具に噛み付いて破壊したので
係員さんにチクったら
「時々するんですよー」 とボヤきながら修理をした。
その姿をギッと睨むハシビロコウ。
見物客は丸無視なのに
係員さんには反応するようだ。


怖いけど、何か癒されるので
なんのかんのと1時間ぐらい眺めていた。

他にも長居しているお客さんも多く
きっと平日だから、こんなにゆっくり
できるんだろうな、と思った。


で、ここでわかった事。
私、動物嫌いになってるわー。

ライオンにはガラス越しでも近寄れなかったし
園内を自由に徘徊している動物にも
側にこられると動揺したし
触るどころじゃなかった。
そんな自分に、かなりショック・・・。


ちなみにこの動物園は、入場料1000円。
動物の数からして考えると、割高だろうけど
その近さと触れる点で、充分価値があると思う。

ハシビロコウんとこには
噛みつくから触らないで、っていう看板があった。
そんなん放し飼いって、すげえチャレンジ。
でも今までに事故はないんだろうな。
あったらオリとかで仕切られるよな。

て言うか、あの目を間近で見たら
おっかなくって、手を出す気になれないって。
ほんと、目つき悪いんだから。


帰りに、ついでだから近江八幡の
たねやだったかな? 和菓子屋さんまで足を延ばして
叔母に和菓子セットを送った。

そんで、その対面にあるケーキ屋さんで
(忘れたんで調べてみたら、クラブハリエってお店)
バームクーヘンをお土産に買った。
関西人って、何でバームクーヘンが好きなんだろうな?
ちょっと理解できんわー。

でもこのクラブハリエ、大阪にも店を出してて
すごく美味しいらしいから
次は自分用にも買ってみようかな。


そのあと、またまたついでに
竜王アウトレットモールに寄った。

ここは、私の好きなニコルってブランドがあるから
滋賀に来た時には、寄るようにしてるんだ。

すっげー浮かれて、ニットを4枚買っただよ。
それでも、バーゲンのせいもあって3万弱だった。
アウトレット、やっぱ安いー。
普通のショップだったら、ニット1枚で2万いくよ。

ニコルは、私がまだ20歳ぐらいの時からあって
DCブランドとして流行ったんだ。
Y’sやコムデギャルソンとともに
私がハマりまくったブランドでな
値段が安いから、今でも買えてる。


ハシビロコウに会えたし、ニコルは買ったし
幸せな気分で、ゴディバのシェイクを飲みつつ
帰路についたさ。





これがクラブハリエのバームクーヘン。
評判良かったよー。
またお願いします、って言われたもん。
お土産や贈答品にぴったり!


 
毎度おなじみ、あんだんてのシャンプー。
洗浄力は強くないから、頭皮にも優しいよ。
湯シャンするぐらいなら、これを使ってみてほしいな。


オーブリーがなかなか出ないから
次はこれも試してみようかと思ってる。
ヘナの匂い消しに使ってる人もいるヘアトリートメント。
きっつい匂いらしいよー。
それでもヘナ臭は消えないらしいけど・・・。




フェザータッチ

2003年の記事。


私が右手の人差し指一本で
すべての入力作業をこなしてる事は
私の自画自賛で周知の事実である。
でも、こんな私の意外な過去を、ここに明らかにしよう。


元夫が仕事に使用するPCを購入した。
私もゲーム感覚でタイピングソフトで遊んでいた。

もちろん、両手の指を全部使ってである。

覚えの早い天才な私は、元夫よりも早く
正確にキー入力が出来るようになった。
もちろん、両手の指を全部使って
ブラインドタッチでだ。


ところで、PCを買った時に、元夫が慣れるまで週一回
講師が操作を教えに来ていた。
買ったPCは某メーカーのMS-DOSだったので
素人には扱いが非常に難しかったのだ。

何故そのメーカーを選んだかと言うと
私のしたいPCゲームが
そのメーカーの機種に集中していたので
販売店、元夫の反対を押し切って、それを買わせたのだ。
その頃はウィンドウズもない時代で
ネットをしようなどという気持ちは、さらさらなかった。


PCを買った途端、私はゲームソフトを
山のように買い込み、遊ぼうとした。
ところがインストールさえ出来ないのだ。
説明書通りにやってるのに。

とりあえず一本だけは講師がやってくれたが
後は一本2万円のインストール料が取られる。
ただでさえPCのゲームソフトはバカ高い。
この上2万円なんて払ってられるかあ! と思った私は
本を買い込み勉強を始めた。
ところが何が何やら、さっぱりなのだ。
こりゃ実践で調べつつ、やっていくしかないな
と、PCの前に座った。

(ここからは何せ状況すら把握できてなかったんで
 当然ウロ覚えである事はご勘弁)

まず、ディレクトリを開いて・・・?
ディレクトリって何? (本をめくる)
ああ、“部屋” みたいなもんね。
で、どれを開くんだ? どうも開くだけでも
何かの文字を入力しなければいけないようである。

「○○、または○○が違います」
この言葉が延々と画面に出る。
いい加減、ムカついた私は
「開けんなら作りゃいいんだろう!」
と、ディレクトリを作る事にした。

んで、あーだ、こーだと、数時間
グチャグチャ努力はしたが
できないどころか、自分が何をしてるのかも
一切わからない状況になったので、案の定投げ出した。


さて、講習の日になった。 「あああああああ」
元夫の部屋から、講師の叫び声が聞こえた。
元夫はまだ帰宅してなかったので
茶を運びがてら様子を見に行ったら
講師が鬼のような顔をして
「何をしたんですか?」 と、私に怒鳴る。

「ああ、これをインストールしようとしたけど
 できませんでしたわ」 私がゲームソフトを見せると
「で、どういう風に?」 と、しつこく食い下がる。

「ディレクトリを作ってそこにインストールを
 しようとしたんですが説明はできないですよ
 自分でも何をしてたのか、さっぱりですもん」
と、正直に告白したというに
失礼にも目の前で頭を抱えて
「これだから素人は恐い」 と
いかにも腹立たしげにつぶやく。

「でも結局、ディレクトリは作れませんでしたよ」
と、言ったら、私を睨みつけ
「あなたにもわかるように説明すると
 あなたのした事は、普通じゃ入れないような
 例えて言えば、地下の金庫室のド真ん中に
 開かない金庫をドーンと置いたようなものなんです。
 邪魔で邪魔でしょうがないどころか
 機能を破壊しかねない行動なんですよ」
と、激怒のご様子。


「へえー、私、そんな大それた事をしたんですか、そりゃ ハッカーの素質があるんかなあ、あはは」 と
あくまで波風を収めようと冗談をかましたら
波風どころかビッグウェーブを巻き起こしたらしく
「私はこれをどうにかしないといけないので
 あっちに行ってください。」
と、部屋から追い出された。

元夫がいつもより長い講習の後に私に聞いてきた。
「『奥さんには絶対にPCを触らせないように』 と
 何度も何度も言ってたが、おまえ何かしたのか?」
私は何となくムッとして、それから二度と
そのPCには近付く事はなかった。

山のようにあるクソ高いPCゲームのソフトは
闇に葬られた。


ウィンドウズになって、元夫がネットをすると言い出し
私は過去のトラウマで、PCには触る気もせず
嫌がっていたのだが
自分専用のノートPCまで買われてしまった。

私はブラインドタッチができるのだが
さすがに私のする事、必ず微妙に外れてるという
期待を裏切らない。
私が覚えたのは、ひらがな入力のみだったのだ。

元夫にひらがな入力の設定を頼んだが
「普通はローマ字入力なんだぞ、バカかおまえ!」
と、一喝された。
私の言い分としては、ローマ字入力が速いのは
あるレベル以上の人で
遊び程度にしか使わない私レベルが
どんな入力をしようが一向に構わんのじゃないのか?
だったが、元夫が引かないので、仕方なく
ローマ字入力に切り替えるしかなかった。


どんなに注意をしてもしてもしても
ひらがな入力をインプットされた私の十本の指は
まったく意味不明の文字の羅列を入力してしまい
電波系? みたいになってしまう。
苛立った私はキーを捜しつつ、右手の人差し指で
一文字ずつ入力していく事にした。

最初はキーに書いてあるひらがなだけしか
目に入らなかったのだが
ガンガン友人にメールを書き続けるうちに
徐々にアルファベットが見えるようになってきた。


そしてポトリス (ネットゲーム) デビュー
メッセなどと、ネットデビューを果たしていったある日
「指一本だなんて思えないよな」 と、誰かに言われた。

その時は意味がわからなかったのだが
私がメッセをしているのを元夫が横で見ていて
「おまえ、指の動きがむちゃくちゃ早いぞ」
と、驚愕した時に、ああ、私も入力が速くなったのか
と気付いたのだ。


私は多重メッセ (複数の人とそれぞれチャットをする)
をよくしてるが
多いときはウィンドウが6個開いていた時もある。
その時の指の動きは、もう
神業の領域と言っても過言ではない。

指一本をバカにするヤツ、じゃあ、やってみい
できるかあ? 
(あえて、する必要など何もないような気がするが)


ただ、この指一本にも欠点がある。
まず指を固定できないので
画面を見つつの入力が不可能なのだ。

よくポトで 「人の話を聞かない」 といわれるのは
こういう、やむにやまれぬ事情のせいである。
私の返事がなくても、無視をしてるわけではない。
無視したいような場合は 「うっせえ、黙れ」 と
きちんと対応をしてるので、ご安心を。


キーは卵を握るような気持ちで軽く優しく叩けと言うが
それは両手をボードに乗せてこそできる事で
指一本をフルに動かすなら、絶えず宙に浮かせ
振り下ろすように、まさに
“叩き” 下ろさなければならない。

私がキーを打ってる最中は
まるでドラムを叩いてるかのような重低音と
振動が起こるのだ。
元夫が横でポトをしてて
「テーブルを揺らすな!」 と、よく怒っていた。


しかも、このPCは変換がおかしいので
私は単語ごとに変換をしている。
ダダダダ、パアン! (Enter)
ダダダダ、パアン! (Enter)
このパアンとEnterを押す音は一段と激しいらしく
「おら、いっちょ上がりい!」
みたいに聞こえるらしい。

「そんなに叩くと壊れるだろうがあ」
と、あんまり怒られるし
人差し指の爪も変形してきたので
気をつけて 「フェザータッチ、フェザータッチ」
と、念じつつ打ってはいるが
慌てている時や、怒っている時は
キイイイイイ、と、ガシガシ叩いてしまうのだ。

私が愛用しているシリコン製のキーボードカバーは
短期間で破れて穴が開く。
買いに行くのも面倒なので、破れたまま使用していたら
キーの印字がはげてしまい
本を見て、「ここはAでち、ね」 と
マジックで補正せざるを得なくなった・・・。

ちなみに何故シリコン製のキーボードカバーかというと
これは全体的にボードに密着するのだ。
ガーーーーーッと打ってて、指に引っ掛かり
ベリッとはがれて飛んで行くこともない。
お勧めである。


指一本の利点と言えば、それはもう、わかりきってる事で
空いた左手で自由な事ができる、に尽きる。
シフトを押す時だけは、右手の親指か左手の人差し指を
使わなければならないが
あとは左手でコップを持とうが
タバコを吸おうが、自由自在。

「指が痛い」 とか入力困難になるのも
両手の指を全部使うからだろう。
私は中指でも小指でも叩けるぞ、替えは9本あるしなあw


先日、ポトで角度を変えようとして
間違えてスペースキーを押して自爆してしまい
皆に責められたんで説明したら
皆はポトでも両手を使っている事が判明して驚いた。
「アイスを食うから退出する」 の意味が
やっとわかったぜー。



2016年追記。

今でもキー操作は人差し指1本である。
どこにどのキーがあるか、指が覚えてしまった。
ひらがな入力は、忘却の彼方。

キー入力打ちつけの強さは直った。
今はもう、ゲームもチャットもやっておらず
のんびりとブログなんぞを書いているだけだから
とても穏やかなキー操作になってるよ。

ただ、年のせいか、入力は遅くなっている。
一瞬迷う事もあるし、打ち間違いもある。
衰えた・・・、と感じるよ。


この記事を書いた時の写真
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