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天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

侵入者は積み重なる

(結婚当時の記事。 2002年ぐらいかな。)


うちの家の玄関の前には何かのフンが落ちている。
ねずみのフンみたいだ。
それが何年も続いていて
しょっちゅう水洗いをしなければならない。
うちの家は住宅地の一番北に位置し
その北は畑が広がるので、ねずみがいても仕方がない。


ある晩、夫がオールナイトの夜勤に出掛ける事になった。
出掛けに忘れ物をキッチンの出窓越しに渡した。

私は居間でうつぶせに寝て本を呼んでいたが
一瞬じゅうたんに影が映った。
ふと見上げると、何かが部屋上部空間を
ビュンビュン飛んでいる。

とっさに電話の子機をつかんで部屋を飛び出し
夫の携帯に電話をかけて叫んだ。
「部屋の中を何か飛んでるーーーーーっ!!
 鳥みたいなやつ!」

「ああ・・・、俺、約束の時間に間に合わんから
 犬に退治してもらえ」
犬に食わせるんかよ! てか、食うんかよ
殺して終わりだろ、死体どうすんだよ!

夫はさっき出たばっかりで
帰ろうと思えば帰れるところにいるはずである。
まあ、こいつはそういうヤツだとわかっているので
しょうがない。

「ふーん、じゃあ、明日帰ってきて、どうにかしてね。
 このままにしとくから」
と言って、ブチッと電話を切った。
ささやかな嫌がらせである。
こう言えば、夫は気になって仕事どころじゃないだろう。
それどころか、もしかして帰って来ないかも・・・。
夫は虫だけじゃなく、鳥 “も” 恐いのだ。


気になったので、ドアを細めに開けて覗いてみた。
ダイニングテーブルの上にある換気扇に
何かがとまっている。
恐る恐る近付いて確認してみると
それはこうもりであった。

玄関のフンはこいつらかーーー!!

ダイニングのサッシを全開にして
部屋の隅からこうもりに向かって
そこらにある物を手当たり次第に投げたが
なかなか当たらない。

もう投げる物がなくなったのに、こうもりはそこにいる。
しばらく悩んだが、意を決してモップを持って
こうもりに近付いた。
「もう!! 超音波で空気を読めーーー!!」 と
モップを振り回したら
こうもりがいきなりこっちへ飛んで来た。

「きゃああああああああ!!」 
叫びながらズサーーーーッと
アクション映画のように華麗にスライディングをしたら
床に激しく叩き付けられ
現実と虚像のギャップを思い知らされた。
胸ボーンなナイスバディ若妻には
スライディングは無理!


が、それどころじゃない。
こうもりを目で追うと
全開のサッシから外へ出て行った。
ああ・・・良かったあ・・・胸痛えー、肺痛えーと
疲労感と被害者意識で萎えて床に転がったまま
あたりに目をやると
私がこうもり宛に投げた物が散乱している。

加えてさっきの悲鳴・・・。
近所の人が見たら、事件と間違われて通報されかねない。

慌てて窓とカーテンを閉め、投げた物を片付け始めたが
私も相当トチ狂っていたのか
通帳や印鑑まで転がっていた。


片付けてる最中に夫から電話があった。
やっぱり気になってるようだ。 小心者め。

もう家の中にいない事に安心したのも束の間
こうもりと聞いてかなりのショックを受けている。
「それは何か対策をしないとな」
おお、夫が本気になったようだ。
やっぱり一家の主はこうでないと。

翌日、夫が言った。
「エアガンで撃つってのはどうだ?」
おめえ、本気で考えてそれかい! 
その案には大反対し、元を断たないとダメ、と説得した。


数日後、夫が仕事中なのに電話をしてきて聞く。
「お前が言ってた銃って何だっけ?」
「・・・ウージィー?」 「そか」
電話が切れ、嫌な予感がしたが
大抵そういう時は当たってるもんだ。
夫が大きな箱を持って帰ってきた。

はいはい、やっぱりね。
おまけにウージィーじゃないときたもんだ。
どこの何だよ、これ。
「ちょっと外で撃ってみる」
と夫が言うのをタックルして止めた。
「それだけはやめて!! ご近所の目が!!」

渋々夫は2階へ上がっていき
ダンボール相手にしばらく撃って遊んでいた。
そのまま一生降りて来なきゃいいものを
のこのこ降りて来て、活き活きと言う。
「これ、威力凄いぞ。これならこうもりも一発だぞ」


私に銃を渡すと、部屋の向こうに行き
パンツを下ろして剥き出しのお尻を向けて言った。
「ちょっと、ここに撃ってみて」 

「はあ?」 
「どんぐらい痛いか試してみる」

・・・・・・・こいつはどうしたアホウかと思ったが
夫を痛めつけるチャンスを逃すような私ではない。
「私は射撃“も”得意なんだよ、ふっふっふ。」
と言いつつ狙いを定め、容赦なく右の臀部に命中させた。

「うっっっ!!」
夫がお尻を押さえてもんどりうってるのを見て
こっちは笑い転げさせてもらった。

しばらくのた打ち回った後に夫が
やっと起き上がって一言。
「これ、シャレにならんぐらい痛い」 

・・・撃たれんとわからんあんたの
想像力のなさの方がシャレにならんわ!
お尻は玉の形にくっきりへこんでいた。


結局、その後寒い季節になったので
こうもりも移住したのか
エアガンを使う機会はなかった。
夫は 「嫁に尻を撃たれた」 と
逆恨みな事を人に吹聴して回ってたようだ。
それ、言って自分は何か得をするんか?
嫁にエアガンで撃たれる夫って世間じゃ評価が高いんか?


ある日、夫が帰宅して荷物を置いて
「すぐ帰るから、飯の用意をしとけ」
と言って出て行った。
その頃は隣に事務所があった。

ところが、30分経っても帰って来ない。
また雑談してるな、ご飯が冷めてしまったじゃん。 
でも、隣まで呼びに行くのも面倒だし。
と、その時、閃いた。

2階に行き、寝室の出窓を開け、エアガンを構えた。
事務所まで20m・・・?

ガラスが割れるとまずいんで、壁を狙う。
玉が当たると、カアン と結構な音がする。
4~5発撃ったら、窓やドアが開き
従業員達が当たりを見回した。

2階の出窓でエアガンの銃口を向けている私を見つけ
「社長、早く帰らんとマズかですよ!!」
と、ひとりが叫んだ。

私は1階へ降りて行き、何くわぬ顔で
冷めたご飯を食べ始めた。
夫が帰って来た。
「皆は?」 と聞くと
蜘蛛の子を散らすように帰って行ったそうだ。

夫が言った。
「・・・すんげえ恐かったぞ・・・、さっき・・・」
「だろー? あんなの持ってウロついてたら
 絶対ヤバいヤツだと思われるよ」
「うんうん」 夫がやっと納得した。
実際に体験しないと理解出来ないのが
こいつの大きな欠点だ。


また暖かい季節になり、玄関にフンが出現し始めた。
「本当にこうもりなのか? 俺は見た事ないぞ。
 お前の幻覚じゃないのか?」 夫が言う。
これはお決まりの逃避である。

「大体、フンのある所にはつかまる場所なんかないぞ」 ブーブー言う夫と、2階へ上がり
窓から懐中電灯で
玄関ドアの真上にあたる場所を照らした。 

「・・・・・!!!!!」
ふたりで絶句した。 こうもりが10匹ぐらいてんこ盛りに積み重なっていたのだ。


夫がエアガンを持って玄関を飛び出して行った。
私は一切まったく絶対関わりたくないので
居間に座った。

「おい、大変だ! どうしよう」
夫が居間に戻って来て言う。
「玄関ライトを点けると、スコープが使えんし
 真っ暗だと見えん」
もう、こいつは・・・・・・。

「スターライトスコープを買えば?」 
「何だ? それ」 
「星明りでも見えるスコープよ」

「これ以上、金をかけられるかあ! 気合で倒す!!」 
高額だと聞いて、熱血して夫が再び戦いに行った。


バシッバシッと音がして
「うわあああ!」 と叫び声が聞こえた。
「おおい! 大変だ!!!
 撃ったら上から落ちて来た!!」 

・・・・・おめえ、それすんげえ当たり前・・・・・。
てか、いちいち報告に来なくてよろしい。


「死体、どうする?」 「どっかに捨ててくれば?」
「俺がか!!」 「じゃあ誰が!!」

やっと処理をしに行ったかと思えば
「おおおーーーーい」 何だよ、今度は。

「こうもり、よく見たら可愛いんだぞ!!
 やっぱり哺乳類は殺したらいかんぞ!!
 ああ、俺は何てことを・・・」
「・・・・・」 私が殺せと言った事になったんかい!! 

「大体、可愛いからって、○×△・・・・・」
この後の私の言葉は書けない。 某保護団体の癇に障るような事だから
この手の話題は避けて通りたい。

こうもりは、どこのどなたの持ち物かわからん空き地に
手厚く葬られた。 (地主、大迷惑)



その後、夫は玄関上をコーキングしたりと努力をしたが
相変わらず、フンが落ちている。
撃退法をネットで検索したら
こうもりは保護動物だという、
夫の罪悪感を更に増す衝撃の事実が判明した。
うちの敷地に入らないのなら
いくらでも保護してやりたいもんだがな。

ちなみに、ねずみを撃退するという超音波の機械なども
設置したが、ダメだった。
先日、新聞に 「赤い布を貼るといい」 と
書いてあったが、どうしてこう
人目をはばかる方法しかないのか・・・。


シーザーのものはシーザーへ
自然のものは自然へ帰ってくれ。 

何でうちの玄関先なんだーーー!




拍手

色んなブログサイトを使ってきたけど
今のところ (FC2) にしてから
初めて、“拍手” というシステムに出会った。

喜んだよー
何か、読んでくれてる人と
つながりができるような気がして。


そしたら、拍手、4つしか付かなくてさ。
ああ、読んでくれてる人は4人なんだな、と思った。

それをコメント欄に書いたら
「そんな事ないよ」 と言われ
拍手が10前後に増えた。

そうか、読んでくれてる人は10人なんだ
と、ずっと、拍手 = 読んでくれてる人の数
だと思い込んでいた。


・・・私ってアホだよな・・・。
“拍手” だよ、拍手。
拍手ってどんな時にするか、っちゅうと
記事に対して、面白かった時だろ!

つまり、面白くない時には
拍手は押さないんだよ。

これ、隣にある “いいね!” に
気付いてから、わかったんだ。

すぐ隣にあるのに、今まで目に入ってなかったよ
“いいね!”・・・。
FC2でブログを始めて
何年にもなる、っつうのに。


私、こういうウカツなとこがあるんだ。
拍手を “読んだ証し” として捉えたり
いいね!ボタンに気付かなかったり。

もう、気付いて、ああああああああああ
って、なってるよー。

拍手が増えたのは
皆が気を遣ってくれたんだな。

皆、ありがとう。
そして、申し訳ございませんでした。

私の早とちりや勘違い
ほんと、厄介。


うちのかあちゃんも、こういうとこがあって
よく、とうちゃんに怒られていたけど
私に遺伝しちゃったみたいだ。

かあちゃんは失言も多かったけど
私はそれはない、と思う。
多分。

かあちゃんの失言は、年を取って減った。
ウッカリは、どうだろう?
あ、しょっちゅう鍋を空焚きしてたから直ってないや。

という事は、ウッカリは直らない、という事だな。
はあ・・・、あと何度こうやって
赤っ恥をかかにゃいけんのだろう?
嫌になる。


気を付ける、といっても
どこに気を付ければ良いのか、わからんのだ。

今回、いいね!に気付いた時の、あの衝撃。
うそ! って感じで、血の気が引く
あんな感覚は、あまり味わいたくない。

だったら気を付けるしかないんだよな。
自爆するだけなら、ともかくも
人に迷惑もかけているからな。

特に、年を取ってボケてきたら
妙な思い込みとか多くなりそうだし
不安だなあ。
頭の硬い老婆にはなりたくないな。

キレやすいのは、ブログ上では良いと思うんだ。
リアルでは大迷惑だけどな。
でも、キレやすくはならないと思う。
リアルの私は、どっちかと言うとボンヤリ者だし
最近、益々菩薩になっていってるし。

記事の内容が、どんどんユルくなっていってるよね。
昔の尖った感じが欲しいんだけど
この変遷も、私の歴史だしな。


という事で、凄く反省したので
お詫び記事を書きました。

皆さま、ほんと重ね重ねすみません。
拍手、面白いと思った時だけ押してください。
私は、皆に面白いと思ってもらえるよう、頑張ります。

今後もこういう、わけわからん事を
言い出す事があるかも知れませんが
その時は、どうぞ遠慮なく注意してください。





 
 
 
このシャンプーを勧めたら
「良さがわからない」 と言われたのに
数か月経ったら、良いシャンプーだと
意見が変わっていた。
何があったのだろう???
ともかく、気に入ってもらえて良かったけども。


 
いよいよ暖かくなってきて
ナイアードリップの季節が終わりに近付いてる。
皆、冷蔵庫に入れたら変質しないから
今の内にまとめ買いしておくんだ。
私は来年の1月までのは確保してるぞ。





ファイアーオブロマンス

2004年の記事。


私はライターにはこだわりがある。
愛用するのは100円ライター。
ただし、電子式のじゃないとダメだ。
あの指で歯車みたいなんを回す100円ライターは
指先が石の粉で黒く汚れるのだ。

以前はジッポーを使った時期もあったが
私は別に風雨の中、タバコに点火するわけでもねえし
オイルが臭くてタバコが不味くなるのでやめた。
その後、雑貨屋で見つけたゴジラのライターに
一目惚れして愛用していた。

このゴジラのライターはガス注入式で
3cmぐらいの高さのゴジラ縮小版ライターなのだ。
背びれを押すとゴジラの口から火が出る仕組みである。
ところがこれにも欠点があった。

まず重い!
たかが火を点けるだけのモノなのに
何でこんなに重いんだ? と恨むほど重い。
疲れてる時などは、その重量感がどんどん増してきて
子泣きじじいかい、おめえは! と、叩きつけたくなる。
それに形がゴジラなので
デコボコしててポケットに気軽に入れられない。

そして何より、喫茶店とかでこれを使ってると
ジロジロ見られて
どうも他人からはアホウと思われてる気がしてならない。

ツレも 「それ、いいけど恥ずかしいよ
家でだけで使って」 と、訴えてくれるし。
まあ人目を気にしてたら、私なんか初手から
生きる資格はなくなるので、それはいいんだが
さすがお遊びアイテム、
数ヶ月で背びれが壊れて使えなくなってしまった。

そういう経験を重ねて行き着いたのが
100円ライターである。
軽いし、ザツに扱えるし、手入れはいらないし
ようするにラクなだけだが。


さて、こだわりと言っても
全然こだわってなかった私と違って
マジでこだわってるヤツがいる。
そう、その存在理由自体にもこだわりたい、
謎のうちの兄である。

こいつのタバコはショートピースで
しかも缶入りじゃないといけないらしい。
箱入りは味が違うと言い張り
缶入りのショートピースを箱に詰め直して
持ち歩いている。

兄の使うライターは、マッチである。
しかも木の芯じゃないとダメだそうだ。
昔は飲食店にはマッチが置いてあったが
今はそんな店も少ないので
金属製のマッチケースに
徳用マッチを詰め替えて持ち歩く。

木軸マッチを使う理由は、「味が違う」 そうで
私にもマッチを使わせ
「な? 違うだろ?」 と、答に困る質問をしやがる。

大抵の人は、兄の穏やかだが
インテリっぽい雰囲気に騙されて
「そう言われればそうですね」 と、洗脳されるが
私は 「わからん!」 と、正直に答え
兄を落胆させるのだ。
童話では正直者にはご褒美があるのに
現実では正直者には非難の雨あられが待つ。


ライターといえば
御大を登場させないわけにはいくまい。
歩く世間知らず、うちの故おやじは
たかがライターいっちょでも伝説を作る神である。

家族で旅行をしていて、片田舎で列車に乗っている時
母と兄が 「あっ!!!」 と、同時に叫んだ。
父は 「なんじゃ?」 と、ふたりの絶叫に驚いている。

母と兄が怒るには、父はタバコに火を点けたあと
それがマッチだと勘違いしてたらしく
列車の窓からライターをポーンと投げ捨てたのだ。

父は 「そうか、わっはっは」 で
ひとり、すべてを完結させ
再び読んでいた新聞を読み始めたが
母はそれが数万円もするライターだったので
半狂乱になっていた。

その後、父には100円ライターが買い与えられたが
父は懲りずにそれを2回
列車の窓から投げ捨ててしまった。
あんたタバコを1本吸うのに一体いくらかけるんだよ!

私はその時は純真な子供だったので
窓からゴミを捨てるのは悪いと言いたかったが
父がライターを投げ捨てる度に
母は数万円のライターを思い出すらしく
どんどん般若のような表情になっていき
そういう状態の女の横で、意見を言えるヤツがいるか?


その父のマッチ投げ捨て癖は
昔、父の命を救った事があるそうだ。
父が地元のおやじ連中と山に
蜂の子を取りに行った時のこと。
(そんなもん取りに行かんでほしいわ・・・)

その山というのは、他県からなめて
ハイキングに来るヤツが多いのだが
地形に変化がない遭難の名所で
毎年、数組はそこで遭難して大騒ぎになっている。

兄もそこで遭難しかけた事がある。
リュックに缶詰などの食料を大量に持っていった兄たちは
途中であまりに重いので
それを一個ずつ投げ捨てて登って行った。
てか、そこまできついのなら、その時点で帰れ!
自然にゴミを散らすな!

ところが、途中で道に迷い、行きも帰りもわからない。
今日はここで野宿して助けを待とうとなった。

そこで腹ごしらえをしようと思ったが
兄のリュックは食料を全部投げ捨てカラだった。
友人たちに分けて貰おうとしたら
ボケのツレは全員ボケ、皆カラだったのだ。

ヘトヘトに疲れてはいるが
若人には何よりもまず食い物。
兄たちは投げ捨てた食料を探し回った。

・・・あんたら、遭難してるんだろ?
何、動き回ってるんだよ、という突っ込みは失敗である。
兄たちは、点々と投げ捨てられている食料を
集め回ってる内に
それがヘンデルとグレーテルの逸話のごとく道案内になり
気付いた時には、山の出口付近までたどり着いていて
遭難せずに済んだ。

もう、物を捨てるな、とか
あんたら結局何しに山に行ったんだ? とか
日帰り登山するのに何でそんなに
大量に食い物を持って行く? とか
山の入り口付近からいきなり挫折して
荷物を捨て始めてるんかよ、とか
私にしてみりゃ突っ込みどころが満載なんだが
この話は何故か村の美談になっているので
やたら批判もできずにいる。


父の方に話を戻すが、父も案の定、遭難した。
親子二代、遭難者かよ、という突っ込みをしないのは
私もお約束通り方向音痴だからである。

だが私が小学生の頃、この遭難親子と裏山に行った時
一休みして帰ろうとなって
しばらくそこで座っていて、「行こうか」 と
ふたり立ち上がり、反対方向へ歩き始めた。

帰るんじゃないのかな、と思ったが
ふたりがあまりに自信たっぷりなので
黙ってついて行ったら
どこに行くのか知らんが、ウロウロウロウロしている。

私は人の心の動きには幼少の頃から鈍感だったので
ふたりがうろたえてるのには、まったく気付かず
いい加減疲れてきたので
「私、先に帰ってるよ」 と、ひとりで歩き出したら
「お、おまえ、道がわかるのか!」
と、ふたりして叫ぶ。

帰宅してふたりが母に 「さっき遭難しかけたぞ」 と
深刻に報告してるのを聞いて
そこで初めて、さっきの状況がこのトボケ親子には
生きるか死ぬかだったのがわかったのであった。

私はこの遭難癖親子の命を救ったわけだが
それに対しての賞賛がまったくないのが不満である。
方向音痴の私は、何故か山では迷わないので
遭難の伝統は受け継いでいない。
しかし、山に一歩入り込むと遭難の危機がつきまとう
環境ってのも問題だよな。


お、いかんいかん、脱線しすぎてるが、父の話ね。
いや、ここまで引っ張るほど凄い話ではないんで
もうやめたいな、と思うんだが、一応書くか。


父はさすがに長く生きてるだけあって兄と違い
気合いの入りまくった本格的な遭難をしていた。
延々と帰路を探して歩き回ったが
あたりは日も暮れて真っ暗になってしまった。
山の夜というのは、マジで真っ暗。
墨で塗りつぶしたように一歩先も見えないのだ。

父は仲間とはぐれて、ひとり山の中をさまよっていたが、疲れて一服しようと
タバコに火を点け、マッチをいつものごとく投げ捨てた。

すると、その火の点いたマッチがスーーーッと
土を通り抜けるように下に吸い込まれて行った。
父は気付いた。 「目の前は谷だ!」

しかし、あたりは真っ暗で
どっちに次の一歩が安全に踏み出せるのかもわからない。
父はそのままそこに腰を下ろした。

朝になって救助隊が発見した父は
崖っぷちで谷底に向いてあぐらをかいて眠りこけてて
朝日を受けたその姿はまるで仙人のようだったと
村で評判になったそうだ。

だーかーらー、遭難だろう? 大迷惑だろう?
何でそれをこう心温まる話に変換するんだよ。

ここで万人が私と同じ感想を持ったことだろう。
「火が点いたままのマッチを投げ捨てるな!」
こいつ、目の前が谷底じゃなければ、山火事を起こして
野鳥やらイノシシやらと一緒に
丸焦げになってたんじゃねえのか?


私はタバコに火を点けたら、手放さず真面目に吸う。
兄もそうだが、ショートピースだからか
一日に吸う本数は少ない。
父はロングピースだが、吸う本数が多い。
あれを “吸う” というならだが・・・。

父はタバコに火を点けて一服吸うと
それを灰皿のふちに置く。
時々忘れて火をつけるらしく、灰皿のふちに
数本火のついたタバコが並んでいる事がよくある。
見てると、吸ってるんじゃなく
タバコを燃やしているだけにしか思えない。

というか、灰皿にぐるりとタバコが並んで
煙をモクモク出してる様子は
あんた、それ何かの宗教的儀式かい、と、言いたくなる。
煙害もはなはだしい。


元夫と実家に行った時、いきなり灰皿の横から
高さ40cmぐらい炎が一瞬出て
その場にいた全員が驚いたことがあった。
火元は100円ライターらしい。

元夫がライターを調べてると
こたつの横で火の点いたタバコが畳を焦がしていた。
つまり、父が灰皿のふちに置いたタバコが
何かの拍子に転がって100円ライターの上に落ち
その火で100円ライターの容器に穴が開き
中のガスが噴出し引火したのであった。

元夫がそれを指摘すると父は
「ライターの事故は危ないのお」 と
呑気に感想を述べていたが
それは “ライター” の事故じゃなく
おめえの過失だろうよ。

父は列車投げ捨て事件以来
重要な会合などで出掛ける時以外は
100円ライターしか使わせて貰ってなかったが
このおやじにゃあ、何を使わせても
ロクな事にならんということだ。


タイトルは、内容とちょっと違うものにして、おしゃれにはずしたつもりだが
どうやら心底ハズシたようなので
「愛煙家だから」 と
とってつけたような理由にしとこう。
(いや、まさにとってつけてるんだが)



これは2004年に書いたもの。
時代は変わり、世間は愛煙家に厳しくなり
さしもの私もとうとうタバコを止めた。

十年一昔と言うけれど
その一昔前に、もっと昔の事を書いてるんだから
違和感バリバリだよねえ。

あ、100円ライターと言えばな
子供が遊ばないように、着火をしにくくしたぞ。
ホームセンターに置いてあったんで試したが
電子式も石式も硬すぎて、私には着火できなかった。
大人の女性にも着けられないって
ちょっとやり過ぎだと思うわ。
ほんと、さっさとタバコを止めといて良かったよー。




アフィリのお礼10 KINKS

キンクスという。
1960年代からのイギリスのロックバンド。

ビートルズ、ローリングストーンズと並んで
“3大ロックバンド” と言われたとか。


今のH&MのTVCMに
キンクスの曲が使われているよ。
H&Mは、よくキンクスを使っているみたいだ。

解散はしてないし、メンバーもまだ生きてるけど
今はほとんど活動をしてないんじゃないかな。

でも、ベストアルバムとか出てて
The Kinks Anthology 1964 - 1971 というやつで
それがCD5枚とレコード1枚セットで
1万4000円もして
タワーレコードで見つけて
一日悩んで、翌日買いに行っただよ。

kinks.jpg



このバンドを知ったのは、中学生の頃
兄のレコードコレクションで。
私はビートルズより、こっちだった。

兄のコレクションをカセットテープに録音し
来日コンサートも行ったよ。


曲調は、ポップロック。
ボーカルのレイ・ディヴィスは
歌もそんなに上手くないし
声も特徴的だけど、とても魅力がある。

イギリスバンドの利点は、英語が聴き取りやすい事。
英語力ゼロの私でも、耳コピできる曲が
キンクスでは数曲あるよ。


イギリス英語と言えば
政治家の麻生太郎氏が、最初アメリカに留学してて
ジャンクな英語を使い始めたんで
慌ててイギリスへ行かされたんだと。

アメリカ人は、イギリス人を
“なまってる” と言うらしいけど
英語の本場は、やはりイギリス
クイーンズイングリッシュという事なのかな。


キンクスの世界的代表曲は
“ユー リアリー ゴット ミー” や
“ローラ” など。

私が好きなのは、“ビレッジグリーン”。
↓ YOUTUBE

https://www.youtube.com/watch?v=86jnj8TgWS4

新しい曲だと、“ADD IT UP”。
↓ YOUTUBE

https://www.youtube.com/watch?v=xQDcNzD3s6k

ロックバンドにしては珍しく
新しいアルバムの方が、攻撃的なんだ。

大抵のロックバンドは、後期になると
バラードとかに逃げるんだけど
キンクスは勢いを失っていない。


もし、アルバムを聴くなら
比較的新しい、と言っても1981年だそうだけど
Give the People What They Want
をお勧めする。
ADD IT UPやBetter Things
といった名曲が入ってる。

Better ThingsのYOUTUBE

https://www.youtube.com/watch?v=cXioctDPGn0

私がこのアルバムを知ったのは
兄が貸してくれたから。

MDに録音して、返す時に気付いたんだけど
CDの裏、指紋がベッタベタなの。
兄、CDをわし掴みしやがってるんで注意したら
「別に良いんだ」 と、逆切れしてる。

レコードはあんなに大切にしてるのに
CDとなると、何で邪険にするんやら。
レコードが廃れたのを嘆き悲しむ人もいるけれど
兄もそのたぐいだろうか?

お陰で、私も持ってるGive The~ は
ところどころ音飛びする。
兄の指紋のとこで。

その内、録音し直そうと思っていたけど
結局せずじまいで、関西に来てしもうた。
音飛びのまんまなんで、CD、欲しいなあ。


ベストアルバムの Ultimate Collection は
アマゾンで普通に売ってるんで
こっちも最初に買うには良いと思う。

海外バンドの中では、一番好きなので
ぜひ、聴いてほしいんだ。


という事で、アフィリポイントで買いました。
キンクスのアルバム2つ。
CD3枚組のヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション
・ソサエティ(デラックス・エディション)(リマスター)
と、Give the People What They Want。

kinks3.jpg
kinks2.jpg



2つで3000円ちょいぐらい。
Give The~ が、512円だったんだよ。
ただし、イギリスからの輸入なんで
送料が350円だったかな。

この値段だったら買っちゃうよー。
音飛びしてないの、欲しかったし。

ヴィレッジグリーン~ は
キンクス中期の代表作と言えるアルバムで
CD3枚組で2484円。

ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ
↓ YOUTUBE

https://www.youtube.com/watch?v=lc7dmu4G8oc

買うなら、この2つだよ!
あとはUltimate Collectionね。


14000円のセットも買ったし
私のキンクスコレクション、充実してきたなあ。

これも皆さまのお陰。

どうもありがとうございます。


次は、剣客商売のDVDBOXを狙ってるんだ。
最初の決心では、アフィリポイントは
生活必需品にしか使わない、という事だったけど
潤いも生活に必要なんだよー。

許して!



 

キンクスを初めて聴く人にお勧めの3枚。
中期と後期とベストアルバム。
このどれもに、キンクスの魅力が詰まってるよ。



 
 
 
頭皮が脂っぽくて困ってる人に
あんだんてシャンプーを使わせたら
美容師さんに、頭皮の状態を褒められるようになったんだと。
洗浄力は強くないんで
正直、どうかな、と思ってたんだけど
良い結果が出て、ほんと良かったよ。
ゴリゴリの洗浄は、脂に良くないんだね。
よって、あんだんて、やっぱ最高!


 
これを貼り付けながら思ったんだけどさ
天下のアマゾンで、取り扱いが
この2店って、少な過ぎない?
ナイアード、売れてないんかなあ。
人気のなさゆえの製造中止とかされたら
私の唇、ガサガサになってしまうよー。
今、他のリップを試してて皮剥けしてるんだよー。
50代ババアはナイアードなしじゃ生きていけないよー。




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