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天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

アフィリのお礼11 武蔵野ワークス

武蔵野ワークスとは、コメントで教えてもらった
日本の香水メーカー。
アマゾンで買えるので、即行注文したよ。

musasinoworks.jpg


1mlのお試しサイズ9本と
4mlのスプレータイプのを1個。

買った種類は、ホワイトフリージア、すずらん、睡蓮
沈丁花、ろうばい、白梅、沈香、ロザブラン、樹海
4mlのは、白檀。

こんだけ注文して、3027円に
おまけの1mlの桜までついてきただよ。

1mlのは183円で
お試しには、ちょうど良いサイズ。
ほんと、画期的!

4mlは880円、25mlは3600円
100mlは11000円。
100mlのは、詰め替え用だって。

値段的には、安くはないんだけど
サイズが豊富なんで、とても選びやすい。


この会社のコンセプトは
日本に合う香りは、外国製の華やかなのじゃなく
もっとナチュラルな香りで
なるべく自然のままの花の香りを
大切にしている、という事だそうだ。

確かに香りはアロマ的。
咲いている花を思い起こさせる。

香り立ちは、気温によって変わる。
寒い時は、ほとんど香らないけど
暖かい日は、ものすごく香るんだ。

本当は、体温で変わるんだろうけど
私の場合、香水は部屋着につけるようにしてるんだ。
理由は、外出時は無臭でいたいから。
体につけると、洗い流さない限り香るだろ。

あ、でも体につけると
短時間で香りがなくなるな。
衣服につける方が長持ちする。

不思議なのが、衣服につけると
ラストノートが香らない事。
何でだろうな???
ずっとトップノートのまま
香りが消えていくんだよ。

ラストノートが弱く感じる。
これが難点かな。

温度で香り方が変わるというのは
香水では当たり前だろうけど
欧米の強い香りは、常に香り立って
あまり気温による違いは感じられない。
気温による強弱がつくのは、武蔵野ワークスの香りが
いかに繊細かの証明じゃないかな。

優しい香りと言っても
調子こいて全身につけると
充分に香害になるんで、注意が必要。


でな、入ってたカタログに
香料の配合が載ってるんで
自分がどの香りに好き嫌いがあるか
ちょっとわかったのが収穫。

私、グリーンノート、結構いける。
柑橘系は、まだ平気だけど
スパイシー系が苦手っぽい。

1mlと言っても、たっぷりと2~3日使えるんで
充分に香りを吟味できて、ほんと便利。
このシステム、すべての香水でやってほしいよ。


アマゾンの武蔵野ワークスショップには
全ての商品が置いてあるわけじゃないので
一度は、武蔵野ワークスのHPを
覗いてみる事をお勧めする。

就寝用香りなんかあって
それも1mlのお試しがあったんで
公式HPでも爆買いしちゃったよ。

スキンケア用品もあって
その中の、ハンドクリームを買った。
ローズマリーの香りに癒されるー。

このハンドクリーム
ワセリンと少しのハーブで作られていて
リップクリームとしても使えるらしい。

10ml360円で
ハンドクリームとしては高いけど
リップクリームとしてだったら、安い。

ただし、手指につけるのなら充分に潤うけど
50代ババアの唇には、物足りなかった。
素直にハンドクリームで使った方が良いかも。


とにかく、1mlを試すのが楽しくて楽しくて
すげえハマってしまった。

香りの種類は、様々あるけれど
どの香りも、自然の草花の匂いがする。
青くさいような、ナチュラルな匂い。

これは、ハマる人にはハマると思う。
オーガニック好きな人とか
アロマやってる人なんかに向くんじゃないかな。

合成香料の香水とは、比べられないな。
別物、って感じで、どっちも楽しめる。


色々試してみて、わかった事がある。
それは、私は香りの好き嫌いが激しい、って事。

武蔵野ワークスには、こんだけ種類があるのに
気に入った香りは3種類だけ。

色んな花の香りがあったけど
使われてる香料のほんの1種類がダメだったり
花の香りそのものが嫌いだったりしたんだ。

そんな中で気に入ったのは、樹海とロサブランと白檀。
ロサブランは、本当のバラの香りに近いんだ。
一歩間違うと、ババ臭い危険なバラの香りが
ロサブランでは美しく再現されている。

武蔵野ワークスのHPによると
バラの香りがいける人って
たったの30%しかいないんだって。
武蔵野ワークスには、バラの香りは3種類あるんで
どれかは気に入るかも。

そんで樹海は、何故か苦手なシトラス系で
今までの概念を打ち破ったよ。
ウッディが良かったのかな。

白檀はサンダルウッドの香り。
似たような香りに、ステイと沈香があるけど
この2つは、ほんと仏壇臭なんだ。
白檀はそれを感じず、私好みの匂い。


あ、スリーピングミストの
ローズも好きだったんで
好みの香りは4種類だな。

スリーピングミストは、寝る時につける香り。
良い眠りにつけるんだって。
夜つけて、朝には消える香りなんで
昼間つける香水の邪魔にならないのが、また良い。


こうやって、あれこれ試して
すんごい楽しかった。
もう、うひゃひゃひゃひゃひゃだったよー。
私、ちょっと気が触れてたかもしれん。

皆さまの情報とアフィリのお陰で
私のつける香水の幅が広がりました。

本当に、いつもありがとうーーー!




 
 
私の気に入った香りと
ハンドクリームのベタガード。
とにかく、試してみて。
1ml全部買っても、1万円いかないから。
あ、本家HPでは、1mlサイズのは
月末は販売停止とか書いてあったんで
HPで買い物をする時は注意ね。
ほんと、サンプルお試しって楽しいよね。
皆にもこの幸せを!



 
 
 
 
アマゾンにもケンコーコムがあったのね!
いや、トリートメントミニボトルが2種類あって
値段が違うんで、調べてみたんだよ。
そしたら安い方がケンコーコムだった。
ケンコーコム、きっちり仕事してくれるから
通販する時はお勧め。



 
まだ売られているよー。
売れてないのかなあ。
アマゾンのレビューはおおむね好評なのに。
試してない人はぜひ。
もうハンズやロフトでは売られてないよ。






静寂な雑踏

2005年の記事。


父は片耳が聴こえなかった。
母は脊椎カリエスとかいう難病を若い頃に患い
背骨が変形し、腰が曲がっていた。
兄はアキレス腱を切り、片足の踵をつけずに歩いている。

そして私は、小さい頃に喋れなかったらしい。
愛知の親族に耳鼻科医がいたので
飛行機に乗って、しょっちゅう検査に
行っていた記憶がある。

手術をしても治らないと結論が出たので
私を可愛がってくれていた近所のお姉さんが
ろうあ士?の資格みたいなもんを勉強して
私に喋り方を教えてくれたそうな。

こう書くと、うちはとんだ障害者もどき一家なんだが
全員、中途半端で年金も貰えず、とか書くと
某団体に吊るし上げをくらうか?


今では喋る事はできるが
やはり普通には喋っていないようである。
サ行の発音がまったくできないので
意思疎通に苦労する時もある。
“鈴木さん” が、“つづきたん” になるのだ。

以前は、よくからかわれ、悲しい思いをしていた。
「何を喋ってるのかわからない」 とか
「面白い喋り方をするよね、ちょっと歌ってみて」 とか
初対面でそんな事を言うヤツもいて、激しく傷つき
初めて会う人と喋る時には、一瞬ちゅうちょしていた。

世の中、無神経なヤツは意外に多くて
笑われたり、バカにされたり、嫌な顔をされる度に
友人にワンワン泣きついていた。

ある日、毎度のように友人に泣いて訴えてた時に
ふと思った。
「あんた、私がこうやって泣きついてきた時
 いつも慰めるけど
 それ、私のためにならんのじゃないんか?
 友達なら言いにくい事も言って
 いさめるべきじゃねえ?」

これで友人はブチ切れた。
「あんたが傷ついて泣いてるのを、どう収めようかと
 毎回苦心しとるというに、その奮闘を非難するんかよ!
 わかった。 “あんたのため” に
 心を鬼にして厳しくするわい。」

そして、こいつはまことの鬼になり
私が望んでる “ちょっとした激励” を遥かに超える
叱咤激励 (主成分が叱咤) をしてくれ
そこいらの無神経なアホより
あんたの方が切れ味鋭いわ・・・
と、ギブするほど、叩きのめされた。

散々怒られた後に
「じゃあ今度から何か言われたら、うつむいて
 『私・・・小さい頃喋れなかったんです・・・』 と
  答えたるわ。」
と、言うと
「あんた、同情されて嬉しいか?」
と、きっつい反撃をくらったので
「とりあえず失礼なヤツは罪悪感にさいなませたる」
と、宣言した。


ところが、最近は人権団体が幅を利かせているせいか
“人と違う事” に対して
皆ナーバスになっているようで
喋り方でどうこう言われる事もなくなった。

ときおり聞きにくそうな表情をされる事が
あるぐらいである。
私の精神波動砲をくらわせる機会がないのは
ちと残念かも知れん。


結構な苦労をさせられている
この喋り方の原因は知らない。
父に聞こうと思った矢先に、父没
しばらく忘れてて、母に聞こうと思った途端、母昇天、で
もしかしてこの質問は、死の呪文 (ザキ!) なんか?
と、思えてくる。

知っているかどうかはわからんが
兄に聞こうとしたらどうなるのか
試してみたいが、万が一が恐いので、実行に移せない。
一生知らんでいい、って事なんだろうか。



数ヶ月前の事だが、耳がおかしくなったので
耳鼻科に行く事にした。
TVの音が左耳の入り口で反響するのだ。
耳の中って触ると痛いので、私は耳かきをしないのだ。
きっと耳垢が詰まっているんだろう。 (汚ねえ女)

近くの個人でやってる耳鼻科医院に行った。
朝一で行ったのに、受診できたのは昼12時過ぎ。

3時間以上待たされ、しかも周囲は
乳児幼児がウジャウジャで
泣くはわめくは走り回るはキャッチボールをするは
おめえら、暴れたければ屋外でやれ! と
飛び蹴りしたくなるほどだった。

そんな状態で既に疲労困憊ヘロヘロで診察室に入ると
医者は坂田としおにそっくりだった。

  3時間待たされて
  アホの坂田かよーーーーーーーーーー!!!

と、絶望的な気分になったが、このお医者さん
なかなかどうして、凄え優しく丁寧な人だったのである。
あまりにキャラが立ってる外見だったので
つい誤解してしまって悪かった。


まず、30分ぐらいかけて聴覚検査をする。
次に問診なのだが、検査結果を見て
坂田(仮)先生の顔が曇った。
「うーん・・・・・、あまり耳がよくないですねえ」

坂田(仮)先生の説明によると
私の聴覚は通常の人の3分の2~半分ぐらいで
ある種の音はよく聞こえるけど
ある種の音は聴こえない、みたいな
「・・・・・こうもり・・・・・?」
と、突っ込みたくなるような聴こえ方らしい。

  みみみみみ耳まで悪いんかあーーーーーーーー!!!

と、愕然としたわけだが、それが顔に出ていたらしく
坂田(仮)先生が一生懸命フォローをしてくれる。
「別に、ちょっと聴こえにくいだけで
 将来聴こえなくなるわけじゃないですから」

「原因は?」 と、聞くと 「生まれつきでしょうね」
だそうだ。
いいや違うね、と、思った。

うちの父が耳が聴こえなかったので
TVなんか大音量で私の後ろでガンガン鳴ってたし
小学校の頃、担任に殴られて
中耳炎だか外耳炎だかを起こし
3ヶ月ぐらい、ほとんど耳が聴こえなかった時期があって
しかもそれを放置してくれたもんで
自力で治癒させたんだよな。
聴こえにくい3割は親のせいだろ。

でも、口と耳って連動しているらしいので
私が喋れなかったのも、何か関係があるかも。


耳クソ掃除のつもりで来たのに
何でこんなダメージをかまされるんだ、と
ショックを受けて、グラグラしていたら
スコープを耳の中に突っ込まれた。

「キレイなもんですよ、耳垢もまったくないですね。」
はあ????? 自分で耳掃除なんかした事がないのに?
またまたビックリして、モニターを見ると
確かに両耳ともキレイである。
ほお、わたくしは耳垢も出ない女ですのね
と、ちょっと気分が良くなった。

音が反響するのは、何かよくわからんようで
結局、何も解決しないどころか
不吉な宣告をされただけで帰路についた。


いやあ・・・私、耳が聴こえなかったんかあ
まったく気付かなかったよ。
目も悪いし、とんだパチもんな3重苦じゃん。
と、プチヘレン・ケラーを気取って
しばしウジウジしたが
誰に言っても、坂田の話で引っ掛かって笑い
私の苦悩を考慮してくれん。

このまま厭世観を漂わせて
アンニュイな女性になってもいいんだが
性格がザツなので、体の機能もザツでも
何の不思議もないという結論に落ち着いて
そのまま流してしまった自分が
バカなんか、アホなんか、結論は絶対に出したくないが
ひとつ言えるのは、この騒がしい世の中
少しぐらい聴こえん方が落ち着いて良いんかもな。


以来、自分には何の期待もしていなかったんだが
最近ある事を指摘された。
何と、私は嗅覚が人より鋭いと言うのだ!

「犬かよ!」 と
「捨てる神ありゃ拾う神ありだなあ」 の
ふたつの感想が脳内を渦巻いたが
こんだけヘビースモーカーの私が
嗅覚が良いなど、信じられない。

それを突っ込むと
「でもタバコだってソムリエみたいな人がいるでしょ」
だと。
なるほど、それは説得力があるかも。

しかし私の “嗅覚が鋭い” など
うどん屋でうどんを食って 「ゴミ臭い」 とか
某カップラーメンを食って
「濡れた犬の臭いがする」 とかばかり
言っているんだが、それでもアリか?


そういや、香水の好みがアフガンハウンドと一緒だった。
犬は柑橘系が嫌いで、じゃ香系が好きなのは鉄板で
私の好みも、そういう感じだが
アフガンとはフローラル系やグリーン系の好みも
同じだったのだ。

香水は50本以上使ったが、そのすべての好き嫌いが
アフガンと同じだった。
(ちゃんとテストをした)

ま、アフガンはサイトハウンド (視覚に頼る犬) で
ゴールデンレトリーバーは香水には無関心だったので
この逸話は何の事例の役目も果たしてないわけだが。

でも、よおおおく考えると、結局こうなる。

       やっぱ犬かよ






天王寺でヒャッハー!

天王寺へ行った。
目的は、オニツカタイガーと阿倍野ハルカス。

靴と靴下と帽子とバッグとエプロンと
喪服と白シャツを見に行ったんだ。


天王寺のオニツカタイガーは
初めて行ったけど、品揃えが悪かった。
私の目当ての、CHIYOという靴がなかったんだ。

それで、心斎橋まで行ったんだけど、凄かった・・・。
店内がごったがえしていて
お客に日本人がひとりもいない。

大声でわめくわ、子供は座り込んでお菓子を食べてるわ
落ち着いて買い物できなかったよ。

まあ、目的のものは決まってたんで
店員さんを捕まえて、速やかに買ったよ。
欲しい型はあったけど、欲しい色が売り切れで
残りの黒かラベンダー色か迷って
ええい、ババアは明るく! と
ラベンダー色の方にしたよ。
靴下と合わせるの、難しそう。

shoes1.jpg



ハルカスでは、バッグを2つと
キテレツな靴下と、大人しめの帽子を買った。
喪服と白シャツは、気に入るのはなかった。

バッグは小さいのが4500円であった。
革なんで雨の日は持つな、だって。

bag.jpg


それだけで済めば良いものを
一目惚れしたバッグがあって
それが12000円で、つい衝動買いしちゃった。
バッグと靴は衝動買いの危険性が高いわ。
家に帰って手持ちのバッグと比べてみたら
ちょっと大きめだった事にショックを受けたけど
気に入ったデザインなんで、後悔はなし。

靴下もブランドものが欲しかったんだけど
靴下売り場には、そういうのはなかったなあ。
ブランドものをまとめて置いてないのかな。
ハルカスは知ってるファッションブランドが少ないんで
靴下ぐらいは、と思ったんだけどな。
レースのとか、絞り染めのを3足買ったよ。
1足1000~1200円。
安いんだか、高いんだか、よくわかんね。

買い置きしてるヘナがなくなったら
1回染めるのをやめてみるつもりなんで
その時のために、帽子をチェックしてるんだ。
ラスタ帽みたいなんが欲しかったけど
あまりに似合わないんで
キャップ風の、つばがついてるやつにした。
7800円。
家に帰ってみてみると
似たような形の帽子が5個でてきた。
いつ買ったのか、さっぱり記憶にないぞ。
もう帽子は、これで打ち止めだな。

白シャツは、Y’Sで見たんだけど
夏物のせいか、薄手のばかりだったんだ。
こりゃ、冬に来るしかないな、と思った。

でもな、白シャツに3万6千円、どう思う?
うわ、と目まいがしたけど
Y’Sだったら、こんなもんだよな。
ギャルソンとY’S、どっちが安いかな。
2万円台で探してるんだけど。

エプロンも気に入るのがなかった。
今、猫流行りなのな。
猫のエプロンはあるけど、犬のがない。
ちょっと良いかな、と思ったら5800円。
エプロンって、なにげに高いよなあ。
3000円台で考えたいんで、保留。


もう、こんだけの買い物も滅多にしないんで
貯金を握りしめて、ハルカスを駆け巡っただよ。

買い物中って、アドレナリンマックスだよな。
目が血走ってたと思う。
楽しい楽しい。
大富豪になって毎日来たい、と思うわ。

デパート、大好き!
ファッションビルとかじゃダメなんだ。
デパートじゃないと。
あの丁寧な接客と、落ち着いた空間が良い。

今、デパートが苦戦してるらしいけど
頑張ってほしい。
脳内麻薬が出るのは、デパートなんだから。




 
銀の靴は持っているけど
金の靴は持ってないなあ。
靴って持ってるだけで嬉しいよね。
3千足も靴を持ってた権力者夫人の
気持ちがよくわかるわ。
CHIYOを買ってからは
時々玄関に行って、眺めてはニヤニヤしてるよ。
履いて出掛けるのが楽しみ!



 
 
 
 
香りのないシャンプーにも、もう慣れた。
香りって大事だな、と思う。
使ってて香ると楽しいもん。
だけど、このシャンプーはやめられない。
優しく洗い上げて、髪を健康に保つの。
ヘンなヌメリやキシキシが一切なし。
ロングヘアの時に出会いたかったわー。



 
ナイアードリップクリーム
まだあったーーー!
在庫状況からみても、ギリギリだろうな。
まだ使ってない人、ぜひ試してみて。
6月から9月の間は販売中止なんで
慌てて買ってね。
ちなみにロフトには、もう売ってなかったよ。





打席の奇術師

2005年の記事


野球の経験は、ソフトボールを
小学校の頃の授業で少ししたぐらいである。
高校の時に球技大会が、何故か毎年開催されていた。
遅刻して教室に入ると、選手の名前が黒板に書いてあり
その中に私の名前もある。

「何だあ? いないヤツが選ばれるんかあ?」
と、怒ったら
「真面目に選んでこうなったんだよおー」
と、皆、言う。
種目は何だろう、と、見たら、ソフトボールだった。

その後、ポジション決めで大揉めするので
「私は余った場所でいいよーん」
と、言い残し、サボリに行った。

よその教室に入り込んで
ホームルームの様子を見たりして遊んだ後
自分の教室に戻ってみると
私はセンターに決まっていた。

「げ、 守った事もない場所じゃん」
と、辞退したくなったが
他のメンバーを見ると、目立つ子、活発な子
などが名を連ねていて
何のパワーバランスが働いたのか
「スポーツで何でこいつらが選ばれたんだ?」
というヤツばかりなので 
球技万能の私の方が、まだマシ
と、諦めざるを得なかった。

大会の日まで練習は一切なしだった。
授業が終わると、お洋服を買いに行ったり
お茶をしたりと、お嬢様方の放課後は社交に忙しいのだ。

それは全学年共通なので
球技大会など何のためにあるのか
まったく存在価値がわからない状態である。


誰ひとり、待ちに待ってない大会の日になった。
どこのクラスも、担任ひとりが妙にはりきっている。
教師連中はトトカルチョでもやってるんじゃないのか?

いざ試合が始まってみると、悲惨なものだった。
どっちのチームも、投げられない・打てない・取れない。
得点はすべて押し出しかエラーで入る。

そのすべてが内野で展開し
私は外野でポツンとうんこ座りをし
「あーらら」 とか思いつつ
四葉のクローバー探しにいそしんだ。


こんな調子なので、えれえ長い試合になったが
(得点は膨大なケタ)
やっと最終回の6回裏
(時間が掛かりすぎるので、途中で変更になった)
うーん、試合状況をよく覚えてないのだが
確か1点勝ちでこっちは守り。
塁にはランナーがふたりいたような。

それまでボールには一度も触ってなかった私は
(打席に立っても、全回フォアボール)
四葉探しにも飽き
(というか、幸運に見放されてるのか、1個もない!)
センターで寝転んで、内野をのんびり眺めていた。

すると、何の間違いなのか、相手打者がフライを打ち
それがこっちに向かってくる。
「うっそーーーん、何でこの最後の最後にー?」
が、私の正直な感想。
もちろん私の人生において
フライなど一度も遭遇した事がない。

担任が 「ああ、もうダメだーーー」
と、失礼な雄たけびをあげたのが聞こえ
かなりムカつかされたが、怒っている場合ではない。

そのフライはヘロヘロしているくせに
やたら上昇しまくり
「この土壇場で通天閣打法かい!」 といった感じ。

私の脳内は物理の放物線図が頭をかすめ、混乱していた。
えーとえーと、質量の質点の時間がーーーーー???
とか、パニくってる場合じゃない。
ここでエラーをしたら
今まで他のヤツが散々やってきた事は棚に上げられ
“私” のエラーで試合終了で、それだけは避けたい。

後退より前進の方が早く移動できるのは
テニスで覚えていたので
とりあえず、全速力で後に走り
振り向いたら球が頭上を通過しようとしてたので
うおっっっ、と、飛びつき、見事キャッチできた。
危ねえええーーーーーーーー! 奇跡のキャッチ!!!

小躍りしたかったが、ランナーが取れないとふみ
先走って飛び出していたので
2塁に思いっくそ送球をした。

そのまま、そこに立ってグローブを構えていてくれたら
ジャスト送球だったのに
「恐いー」 と、2塁が避け
「いやあん」 と、ピッチャーが逃げ
キャッチャーまでが 「きゃあ」 とか叫びつつ
後逸してくれたのだ!!!
(えらいな豪腕に思えるだろうが
 グラウンドが狭いだけ)

担任は絵に描いたように地面に突っ伏し
私は呆然と立ちすくみ
ランナーはホームインし、私たちは負けた。

負けたのは私のせいじゃねえよな?
と、自問自答していたら
クラスメイトが
「あしゅがピッチャーをやってたら良かったね」 とか
この状況でそれを言うか? と
首を絞めたくなるような事を言い
「あんな球、取れないって。 ひどいー」
と、2塁手に睨まれ
おまえら、クラス内とはいえ、選抜選手だろーが! 
望んでそのポジションになったんじゃねえのかよ!
と、大暴れしたくなったが、球技大会ごときで揉めて
これ以上、敵を作りたくなかったので
「疲れる試合が1回だけで済んでラッキーじゃーん」
と言い、さっさと帰った。 (注: サボリ)

後から聞くに、他の試合の状況もまったく同じで
時間が掛かりすぎ
各チーム1試合ずつしたところで時間切れで
2回戦はなかったらしい。
勝ち負け、まったく意味ねえ・・・・・。


ここまで読んでわかっただろうが
これは私が球技が得意だという
自画自賛の日記である。
せっかくだから、野球にちなんで
もういっちょ自賛させてもらおう。


東京にいた頃、文武両道、アウトドア大好き、な
張り倒したくなる爽やか好青年と
付き合っていた時期があり
その彼氏にバッティングセンターに連れて行かれた。

バッティングセンターは初めてだと言うと
手取り足取り教えてくれ
そこでは一番遅い90kmのスペースで打たされた。

90kmは遅いので、カンカン打てるのだが
フォームがヘンらしい。
両手でバットを持たなくてはならないのが辛く
手首の返しが上手くできないのだ。

片手ならテニスの要領で気持ち良く打てるのだが
バットが重く、片手では持てない。
(私はテニスをやってるくせに
 中学の体力測定では握力が誰よりもなく
 不思議がられていたのである。)

そこのバッティングセンターは、速度が数段階あり
彼氏はいつも130kmのところで打っている。
私も次に行った時は、130kmに挑戦したが
普通に打てる。

ただ立って、来た球を打つのは面白くない。
そこで、何度目かに行った時に
最速の150kmに入った。
さすがに速い!

しかも、そこのマシンはノーコンで
どこに投げ込まれるかがわからない。
150kmの球は妙にデカく見え
豪速球がインコースに来ると、凄い恐怖!
プロ野球選手がデッドボールを避けられない理由が
よくわかった。

それでも何とか、バットには当てられるのだが
速い球はすんげえ重く、低く飛んで行くばかり。

打球は左に飛ぶので
振り遅れてはいないんだよなあ、とか
あれこれ考え、球をヒットした時に体重をかけ
バットを振り抜くという打法で
何とかホームラン級を打った時は
通い詰めて1週間ぐらい後の事だ。

おおおっ、やった! 打てた!! と、思った瞬間
横から拍手が聞こえ
振り向くと、ギャラリーがワラワラと
見物しているのに気付いた。
150kmのスペースは
一番はじの出入り口近くにあるのだ。

そこにきて、ようやく自分がちょっと
恥ずかしい事をやっていたと気付き
「もう行かない!」 と、ヘソを曲げ
バッティングセンター通いは辞めた。
彼氏は 「何で? 皆、応援してくれてたんだよ」
とか言うが、そんな気色の悪い体育会系連帯感はいらん。


彼氏は、「あのフォームで何で打てるんだろうねえ」
と、不思議がっていたが
最近になって、室伏のハンマー投げを見ていて発見した。
あの体重移動と同じような事をやっていたのだ。

カッキーンと打つ瞬間、「カッ」 でバットに球を捕らえ
「キーン」 で、バットを振りつつ体重を後に掛け
うりゃあ! と、球を持っていくのだ。
打っている瞬間は、かかと立ちになっている。

これが正しい打法じゃないのは百も承知だが
私にとって、重いバットと重い球は
ハンマーに匹敵するのである。

これに気付いた時に、ふっふっふ、頭脳の勝利だな、と
ひとり、ほくそ笑んだが
それまで気付いてなかった事自体
そんなに脳みそは使っていなかった証明か?









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