FC2ブログ

天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

愛車はLEVIN

2002年の記事。


とりあえず何にでも首を突っ込む私としては
一応、車あたりにも凝った時期がある。
東京にいた頃 「ナイト2000」 が好きだった私は
免許を取って車を運転するために熊本に引っ越した。

・・・などと書くと、まるで私が
考えなしの大バカ者みたいだが
まーさーにーその通りなので弁解の余地まったくなし。

熊本では、九州で卒業者事故率No.1の
熊本一簡単な自動車学校に通った。
仮免本免一発合格で最短で免許を取得したのはいいが
その時私は何故か
「ブレーキをちょっとでも踏んだら
 クラッチをすぐさま踏まないとエンストする」
と思い込んでいた。
エンジンブレーキが効かず
危ない事この上ない勘違いだが
このクセはしばらく抜けなかった。


皆は、さぞ私があっち擦りこっちブチ当てな
事故満載ボケなすだと想像してることと思うが
それは大間違い!

私が事故をしたのは、免許を取って1ヶ月ぐらいの時に
ケーキ屋さんの角に突っ込んだ1回だけである。

その時、運転していた彼のカリーナ (族仕様) は
廃車になったが、私は膝をすりむいただけだった。
ケーキ屋さんは柱が傾いたけど
1週間後に近所の人が同じ所に突っ込んだらしく
(マークⅡ、ぐっしゃり)
何を観念したのか、修理代を請求してくる事もなく
店ごと建て替えてしまった。


私の初めての車は、黒のレビンである。 
買う時すでに中古で7万キロも走りってやがった
ボロ車である。
何でそんなのを買ったかというと、形が好きだった。
ただ、それだけだ。

このレビンは、フルモデルチェンジして
箱型に変わる直前に1ヶ月だけ生産された幻の車である。
86ではない。
TE-71。
だから何なんだと、言われても、ただ、それだけである。
この車には故障・修理で苦労をさせられたもんだ。 


私は運転中も性格は変わらないし、スピード狂でもない。
また何か方向性が違うんじゃないかと指摘されそうだが
・・・ ドリフトが好きだった。

夜中の1時頃にひとりで誰もいない峠に行っては
ドリフトの練習をしていた。
ここで一発ドリフト法などをブチ上げたいが
私はFR車だから出来たんであって
FF車のドリフト法は知らない。
試そうとも思わない。

そういう乗り方をするとなると
当然足回りの強化が必要になる。
色々と研究もしてみたが
その頃すでにかなりの型遅れだったレビンの
詳しい資料など見つからなかった。

マジでこりゃ整備士免許を取るか? と悩んだが
回りに散々止められて断念した。
とりあえず、整備屋さんにはサスとショックだけ頼んだ。

車高は落とさなかったが、硬いサスとショック
幅広小πのタイヤで、少々低くなってしまった。
一番のデメリットは、ハンドルにきた。
この車、パワステじゃないところにもってきて
小径ハンドルにコンパウンド柔らかめの幅広タイヤなので
重いどころの話じゃない。

停止した状態では1ミリも
ハンドルを動かせないのである。
送りハンドルなんて、高速中もまず出来ない。
体重をかけて両手で絞るように引かないと
運転できないので
傍から見たら何をしてることやら
と思われてたに違いない。


まあ、色々と手をかけて
まさに 「愛車」 だったレビンだが
元夫と付き合い始めてから
峠禁止令を出されるし、このレビン自体を
元夫がとてつもなく嫌ったので
(ハンドルを片手で回せないかららしい)
とうとう他の車に買いなおすことになったのである。

最後の方には、ただ走るだけで車体全体がギシギシ鳴るし
ドリフトでボディが歪みまくって助手席のドアなど
常に半ドア状態になっていて
信号待ちとかで親切な方がよく
「半ドアだよ」 と教えてくれていた。
うん。知ってるけど、直らない、などとは言えないので
「半ドアって何ですかあ?」 と、答えていた。

あれから、セリカ、ローバーときたが
私の愛車はレビンだけだった。
レビンの廃車と共に私の車人生も終わったのである。


私は過去1回だけスピード違反で
キップを切られたことがあるが
無事故無違反の優良運転者である。
そんな私もレビン時代に、検問に引っ掛かった事がある。

その道は熊本と大分を繋ぐ国道で
私は実家に帰省しようと渋滞している車の列にいた。
すると、検問をやっていて
いわゆるヤンキー改造車を
取り締まっているみたいだった。

私の車はパッと見はシンプルで
ボディ自体の改造などしていないので安心しきっていた。
すると何に目を付けたのか
警官が私の車を誘導するではないか。


「前部座席側のブラックフィルムは違反ですので」
何ですとーーー!!
これは私が苦労して貼った・・・と思ったが
「ええ? そうなんですか?
 私よく知らないので・・・ 剥ぎますーーー」
私は涙をのんでフィルムをその場でバリバリ剥いだ。
権力には逆らわない方が懸命である。

非常にまずい事に、もうひとりの警官が
車の下を覗き始めた。
「あららー、改造しちゃってるねえ」
「はい、ボンネット開けてねえ」
「あらら、これ、あなたの車? ちょっと降りてきて。
 はい、免許証出して、車検証もねー」

私はとっさに 「この車がどうかしたんですか?
 付き合ってた彼が整備してくれたんですけど?」
と、嘘へったくろブッこいた。
「サスペンションって知ってる?」
「いいえ (大嘘)」 「じゃあ、こっちに来て」
警官二人に足回りからエンジンルームまで
改造箇所をいちいち指摘されながら
私は 「それ何ですかあ?」
「どういう意味ですかあ?」 と
ブリブリしながら、あくまで知らぬ存ぜぬを通した。


向こうでバリバリソアラのキップを切ってた警官二人も
こっちにやってきた。
「この車は違法改造をしてるから
 乗っちゃいけないんだよ」
「そうだったんですか。
 じゃあ、どうすればいいんでしょうか」
「整備工場に持っていって
 車検が通るようにしてくださいと頼むんだよ」

皆、とても優しい。
ふふん、私は外見は普通の真面目な美少女だもんねー。
(妄想には突っ込み禁止)
してやったり! とか思ってたら
話が意外な方向に向いてきた。

「こんな改造する男性と付き合っちゃダメだよ」
「そういうやつは不良なんだよ」
警官4人に囲まれ、親切のつもりの説教を
くらうハメになってしまったのだ。

付き合うなら公務員にしろだの
ナンパするような男には気をつけろだの
年収を聞けだの、借金があるのはダメだの
まるで高校生に言うような注意を
しかも 「男の選び方」 を懇切丁寧にクドクドと
4人がかりで言うのだ。

こっちが車の事を何も知らない素人のふりをして
シタデに出てたら
人生まで何も知らないバカ女に見えたのかもしれない。


横は帰省ラッシュの車の列で
運転している人たちがジロジロ見ながら
ゆっくりと進んでいく。
モロ改造してる車などは、これ幸いとばかりに
ニタニタしながら走り去る。
ああ・・・、回りに何と思われてることやら・・・。

たまりかねて
「あの・・・、取り締まりはいいんですか?」
と、言ったら
「今はきみの事を言ってるんだよ」 と余計に怒られた。


結局、説教は30分以上続いた。
「今度から気を付けるんだよ」
と、キップは切られなかったし
これまた4人がかりで合流の誘導までしてくれたが
(これもすんごい恥ずかしかったぞ)
果たしてこれはラッキーだったんだろうか。

私は今まで生きてきて、あれ以上に
恥ずかしいと思った経験は他にない。
ダントツ1位である。

・・・車は当然そのまま乗り続けたさ。


(おまけ)
前部座席のブラックフィルムをはがして
ひとつ良い事があった。
回りがすごく親切になったのだ。 

それまでは中が見えないので、素通りされてて
自力で横入りしてたのだが
女性が運転してるとわかると
皆、親切に道を譲ってくれるのだ。

もしかして私、この調子で人生の大部分を
損してるんじゃないか? と、ふと思った・・・。






コメント

へーーーーーーー!
ドリフトの練習とか、86っぽい車とかすごいわー!
私も車が好きで、でも、別の系統というか・・・
私はポルシェに乗りたかった!
でも、それが無理だと思って、妥協してアルファロメオ・スパイダーw
で、中古の物件とかいろいろ探したりして、
なんとか実現できないか方法を探してた。
結局、乗れたのは、ロードスターだったけどねw

ふみえ
ロードスター、格好良いじゃん。
一時期ものすごく流行ったよね。

私は断然日本車びいきなんだ。
内装がいたれりつくせりだから。
結婚して4ドアセダンを余儀なくされて
ローバーに乗ってた時なんか
灰皿を開けたら
ギアがパーキングに入らないんだよ。
引っ掛かってさ。
外国車のそういうとこが嫌でさ。

今一番欲しい車はカローラだな。
カローラね、トヨタの中でも
最も利益が出ない車なんだって。
ギリギリの採算でやってる、って聞いたよ。
ああっ、カローララブ!

  • 2017/03/13(月) 14:14:32 |
  • URL |
  • あしゅ #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ashural.blog.fc2.com/tb.php/605-d581eb76
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad