天使か悪魔か

リアルババアあしゅのいらん事言いブログです。 昔の記事は http://maho.lomo.jp/nashural/ に。

映画のお話 6

     e s (エス)      
 03.12.25 

実際にあった事件の映画化である。
心理学者によって、一般のバイト募集をして
集めた人々を使って心理実験が行われた。
刑務所を借りて、バイト生を看守役と囚人役にわけて
心理の変化を観察するのだ。

実験は2週間の予定だったが
わずか数日で死者まで出す惨事となって終了する。
これ以降、世界では人道的見地から
この類の実験は禁止されているそうな。


これはドイツ映画である。
最近、ドイツ映画がハッスルしている。
感覚もどこか日本の映画と似ている。
てか、こう感じるのは、ハリウッド映画の心理描写に
単純明快なものが多いせいかもしれない。

観終わった後、おお、凄かった、という感想だった。
普通の健全な人々の心理状態の変化がとても面白い。
隠された一面が露出してきたのか
はたまた環境によって変化したのか。

ただ惜しいのはテンポが遅く感じる事である。
主人公の恋愛状況がいたるところで間にはさまる。

おめえの彼女の事なんか、どうでもいいんじゃあ!
と、言いたくなるが
これも主人公の心理描写のひとつなんか?
本筋の話が面白いので
余計に回想シーンがうっとうしかった。


これはあのナチスを生んだドイツの映画だとして観ると
また一層、考えさせられる。
お勧めの一本だ。



     プライド 運命の瞬間      
 03.12.25 

第二次世界大戦敗戦時の日本の首相
東条英機を主人公とする東京裁判の話。
私が見るところ
これが一番正確な日本の歴史ではないかと思う。

我々が学んだ歴史は
“敗戦国” としての歪められた歴史である。
戦勝国の指導の元に決定された教育方針が
どこまで正しい史実を伝えるのかと考えると
それは戦勝国にとって
都合のいい歴史になるのは当然ではないのか?
この映画は私のそういう疑いに
答えてくれるものであった。

まあ、かなり美化されてる気はするが
やはりその心情は通じるものがある。
問題は津川雅彦の演技がくどすぎることだ。
観てて現実に引き戻されるほど。

それとタイトルが観ようと思うタイトルではない。
このテープを手に取ったこと自体が奇蹟なのだ。


この映画を観ると、第二次世界大戦の原因の根底には
人種差別があることがわかる。
植民地政策とは、白人特有の発想なのだ。
東洋人にその発想がないことは
あの中国を見ても明らかである。

私が何を言いたいのかはっきりと書かないのは
私はすべての資料を見たわけではないからだ。
思想の無責任なたれ流しは誤解を招く。
(この言いたい放題の私が、今更こういう事を言っても
 何の説得力のかけらもないがな)

海外情勢が激動している今、我々日本人は
日本というものを見直す時期に来ているのではないか。
日本人の自国に対する想いというものを希薄にしたのは
GHQの敗戦処理ではないのか。

あの敗戦で、日本という国自体が
浮遊する実態のないものになっている気がする。
それを形あるものにするのが
日本人による日本の敗戦処理なのだ。

与えられる情報をそのまま信じるのではなく
必ず反対意見も探し出し
自分の脳で整理選択思考をしてみてほしい。
そういう気分にさせられた一本である。



   本当にあった呪いのビデオシリーズ
 03.12.25 

私が今、一番ハマっているのが、このシリーズである。
「おめえはこのクソ忙しい年末に何をしている!」
と、言われそうだが。


これは視聴者から送られてきた心霊ビデオを
検証していくシリーズだ。
映っている霊は、納得がいかないものがほとんどだが
間違うなかれ、これは情報としてではなく
娯楽として観るべきものなのだ。
もう、何をどこから突っ込んでいいのか
わからないほどのストーリーはあっぱれ。


一部を紹介する。
(注:初手からこれは呪いシリーズではないが
   同じスタッフが出てるので)
ネットサーフィンをしてたら、突然現れる画像があり
それを見ると自殺をしたくなり
実際に自殺した人が多発しているという
噂を検証しているものがある。

ヒゲを生やした中年男性スタッフが、その画像を見て
自殺をしようとネットで集まった3人組に
僕も自殺したいんですうーーー、と言いつつ仲間になる。
その女性ふたり男性ふたりの3人組は
山奥で練炭自殺をする予定なのだ。

ヒゲスタッフがそいつらの車に同乗して
自殺現場へと向かう後から
別のスタッフが車で尾行するが見失ってしまう。

それに気づいたヒゲスタッフは
このままじゃ自殺させられてしまうと慌て
何とか自殺を思い止まらせようと3人組を説得する。

すると3人組はヒゲスタッフに怒りを覚え
リンチをするのだ。
尾行スタッフが山奥の山林でぐるぐる巻きにされて
気絶しているヒゲスタッフを見つけた時には
3人組の姿はどこにもなかった。


さて、ここまでに
いくつの突っ込みどころがあったでしょう。
女性2人を含む3人組に
たやすくボコられる中年男性・・・。
一旦見失ったのに
居場所を見つけられる尾行スタッフ・・・。
最後に流される自殺をしたくなる画像・・・。
もっと、もっともらしく作れるのに
こういう話にしてしまうこいつらに乾杯!!


一事が万事、この調子で話が進むので
楽しくてしょうがない。
友人知人が死んだのは、このビデオのせいだと
堂々と顔出しをするわけがないだろうー。
そんなヤツがいたら周囲の連中から後ろ指を指されるぞ。

しかも遺族に、その心霊ビデオを持って
インタビューに行くアウトロー加減も絶妙である。
遺族も悲しみの中、その不躾な問いに真摯に答えている。
私だったら、ノコノコそういう事を聞きにきたヤツは
骨壷で頭カチ割るぜ。

このビデオは正論を唱えつつ観るものではない。
「うひょお、やっちゃってるよー」
と、遊び心で堪能してほしい。





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